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気温20度では何を着ればいいの? 最低気温20度と最高気温20度に分けてメンズのコーデ例を紹介!

コーディネートの自由度が高いからこそ、悩みがちなのが春秋シーズンの服装。解決策の糸口の1つとして「気温」を着目するのもおすすめです。
今回は、気温20度前後の季節での最適なコーディネートを紹介していきます。


気温20度はいつ頃の時期? どんな気候??

気温が20度になる時期は主に、3~4月頃の春、10~11月頃の秋に該当します。
この時期の気候の特徴として挙げられるのは、昼と夜の寒暖の差が大きいということ。そのため、うまく重ね着をして気温に対応することがポイントになってきます。
カーディガンや薄手のジャケットなど、ライトなアウターが1着あると便利です。

気温だけでなく「服装指数」も参考に

1日の中でも気温が変動し、体感温度は気温以外の影響も受けるので、実際に最適な服装を選ぶ際は意外と複雑です。
簡単に判断したい場合は、日本気象協会が発表している「服装指数」を目安にするという手も。
毎日エリア別の「服装指数」が発表されていますので、実は重宝します。

服装指数: 朝晩や日中の予想気温からどんな服装が適しているか提案します。お出かけする時間帯に合わせて調節できる服装にしましょう。人により暑さや寒さの感じ方が異なるため、あくまで目安とお考えください。

tenki.jp

服装指数は下記の10通りに分かれています。文章は体感のイメージで、( )内はおすすめの服装です。

  • 10:何を着てもとにかく寒い! 最大限の防寒を。(ダウンコート)

  • 20:厚手のコートやダウンジャケットでしっかし防寒を。(ダウンジャケット)

  • 30:寒さ対策のコートが不可欠。(厚手のコート類)

  • 40:裏地付きのコートがあると安心。(トレンチコートなど)

  • 50:薄手なジャケットの活用を。(ジャケット類)

  • 60:長袖のシャツやカットソーがあると快適。(長袖のトップス)

  • 70:半袖トップスとカーディガンで温度調整を。(カーディガンなど)

  • 80:半袖のトップスス1枚で快適。(半袖のトップス)

  • 90:ノースリーブでも暑い。(袖なしのトップス)

  • 100:何を着てもとにかく暑い! 最大限の暑さ対策を。(機能性トップス、ショートパンツなど)

気温20度の日はどんな服装が正解?

気温に話に戻すと、気温20度は主に服装指数の60~70に当たりします。つまり、薄手のトップスと軽めのアウターがあればOKというイメージです。

しかし、気温20度といっても、それが「最高気温」なのか「最低気温」なのかで意味合いが変わってきます。
最高気温20度の場合は朝晩の最低気温が15度やそれ以下になる可能性もあり、最低気温20度の場合は日中の最高気温が25度やそれ以上になる可能性もあります。

「最高気温20度」なのか「最低気温20度」なのかまでチェックして服装を考えるのが重要なポイント。
今回はそれぞれのケースに分け、おすすめのコーディネートを紹介します。

■「最高気温20度」なら、「カットソー」+「ライトアウター」が最適

最高気温が20度の場合は、寒暖差に対応できるようなコーディネートがおすすめです。
1枚でもサマになるTシャツやカットソーを軸にしつつ、軽めのアウターを羽織るコーディネートなら、すぐに温度調整できます。

ライトなアウターの中でも、着こなしやすくて適度な品もあるカジュアルなテーラードジャケットやニットカーディガンなどが狙い目。
シャツジャケットやブルゾン、ナイロン地などの薄手なコートも適しています。
実例とともにおすすめのコーディネートを解説しますので、是非ご参考に!

(※画像や説明文をクリックすると、「Rakuten Fashion(楽天ファッション)」でメインアイテムの詳細がチェックできます。)


最高気温20度のコーデ1

ネイビーのジャケットがあると何かと重宝

ネイビーのジャケットやブレザーがあると何かと便利。インナーがどんなTシャツやカットソーでも、とりあえずネイビーのジャケットを羽織れば大人っぽくアレンジできます。このコーディネートも、インナーにワイドなボーダー柄のTシャツを合わせていますが、ネイビーのブレザーのおかげで落ち着いたムードに。お気に入りの総柄TシャツやプリントTシャツを普段使い人は、ネイビーのジャケットやブレザーを活用しましょう!


最高気温20度のコーデ2

セットアップを活用するのもおすすめ!

テーラードジャケット×イージースラックスのややカジュアルなセットアップも持っておくと重宝。インナーにTシャツかカットソーを合わせれば、大人っぽいコーディネートがすぐに完成します。定番カラーはスーツと同じくネイビー、ブラック、グレーですが、適度なカジュアル感や軽快感、意外性がほしい場合はカーキ系カラーが狙い目。スーツでは定番ではないので少しこなれ感がある一方、カジュアルスタイルでは定番カラーなので汎用性が高く着回しやすさも兼備しています。インナーを黒で引き締めると、男っぽさが引き立っていっそう新鮮です。


最高気温20度のコーデ3

王道のGジャンはキレイめパンツで大人仕様に

メンズファッションでライトアウターと言えば、Gジャン(ジージャン)も外せません! デニムジャケットと呼ばれることも多いように、「デニム生地」を使っているのが大きな特徴。あまりに加工感が強いとハードな印象になり過ぎてしまうため、色落ちが均一に近いキレイめなタイプが大人にはおすすめです。Gジャンはもう1つの特徴は「ショート丈」。その魅力を活かすには、Gジャンとは異なる色のパンツを合わせ、Gジャンの丈感を際立たせるのが得策です。キレイめのパンツを合わせると、大人っぽくまとめるのも簡単。その一方、ややワイドなパンツを選ぶと今どきなリラックス感も加味できます。


最高気温20度のコーデ4

上品で温度調整しやすいカーディガンは必需品

上品な印象とリラックスできる着心地が両立しているカーディガンこそ、大人の男性が活用すべき軽アウター。薄手のタイプなら暑くなって脱いでも邪魔にならず、肩掛けしたり腰に巻いたりバッグに入れたりできます。シンプルなタイプなら着こなすのも容易。最近はここで着ているようなボタンレスのタイプも多く、気兼ねなく羽織りとして着回せます。


最高気温20度のコーデ5

カーディガンの色で個性を主張した上級コーデ

素材やカラーのバリエーションが豊富なのもカーディガンの大きな魅力。目を引くカラーで個性も演出できます。このお手本では、グリーンのカーディガンをセレクト。他のアイテムをホワイト系でまとめてカーディガンの色味を強調しつつ、全体としてクリーンで大人っぽい雰囲気に仕上げています。黒のローファーで足元を引き締めたバランスも絶妙です!


最高気温20度のコーデ6

トラッドな短丈ブルゾンでアクティブに演出!

短丈のライトアウターはGジャンだけではありません。トラッドかつスポーティーなすスイングトップを活用してみてはいかがでしょうか?  意外と合わせるアイテムを選ばず、大人っぽさや意外性を演出できるのが大きなポイント。このコーディネートでは、キレイめなジーンズを合わせつつ、全体的なシルエットをややルーズにして今っぽいリラックス感も加味しています。


最高気温20度のコーデ7

カバーオールは上品素材を選んでワーク感を中和

気軽に羽織れるライトアウターとして重宝されているのがカバーオール。Gジャン(デニムジャケット)と混同されがちですが、着丈が長めのミドルレングスなのがカバーオールです。本来はデニムやヒッコリーなどの生地を使ったワークテイストの強いアウターですが、最近は他の素材やカラーのバリエーションが増え、上品なタイプやマイルドなタイプも選べます。この1枚も、ラベンダー系のシャーベットカラーを採用。白いTシャツに重ねてシンプルに着こなすだけで、こなれたムードや新鮮味が感じられます。


最高気温20度のコーデ8

ミリタリージャケットは都会的に着こなすとおしゃれ

メンズファッションの定番でありながらトレンドのファクターとして度々ピックアップされるのがミリタリージャケット。武骨な雰囲気が強いので、カラーリングやシルエットなどで都会的にアレンジするとタウンユースにアレンジできます。このコーディネートでは、ホワイトのジーンズを組み合わせることでクリーンなイメージに昇華!  ブラックのパンツで引き締めるのもおすすめです。


最高気温20度のコーデ9

薄手コートをペールトーンで軽快にまとめた好例

最高気温が20度でも朝や夜が肌寒くなる日は、ライトなコートも活用しましょう。ただし、レングスが長いだけでヘビーに映り、暑苦しく見えることもあるので要注意。それを避けるためには、明るめのカラーで軽やかにまとめるのがおすすめです。このコーディネートは、ペールブルーのカットソーにオフホワイトのコートを重ねたカラーリングが爽やか。コートを着ているとは思えないほど軽快なイメージです。


最高気温20度のコーデ10

気軽に使えるシャツジャケットが実は本命!?

シャツと同じ外見でありながら、アウターとしても使いやすい生地、シルエット、ディテールなどを採用しているのがシャツジャケット。気兼ねなく羽織れるのが大きな魅力です。シンプルなタイプを選べば品良く着こなすのも簡単。大人っぽいカジュアルスタイルがすぐに完成します。最近はシャツジャケットとイージーパンツのセットアップも増えているので、活用するのもおすすめ。シンプルなカットソーを合わせるだけで、好バランスなコーディネートの完成します!


最高気温20度のコーデ11

マウンテンパーカーはアーバンに着こなすとおしゃれ!!

人気が続き、もはや街着として定番化しているのがアウトドア系のウェア類。その中のライトなアウターと言えば、薄手のマウンテンパーカーでしょう。本気の登山服に見えないように、都会的に着こなせたらおしゃれ。黒やモノトーン、ネイビーなどのダークカラーを軸にすれば、一気に洗練されたイメージに昇華できます。このコーディネートも、上下ともブラックで統一。グレーのカットソーと白いスニーカーをアクセントとして効かせて、バランスを整えています。


最高気温20度のコーデ12

シンプルなコーチジャケットなら大人にもおすすめ

ストリートテイストも人気が継続。その定番アウターであるコーチジャケットも大人にマッチするタイプが増えています。ここで選んだのは、生地感や色使いで大人っぽくアレンジした人気シリーズの1枚。グレーをベースにしたグレンチェックがトラッドなムードも醸し、自動的に大人なストリートスタイルへと導いてくれます。インナーがシンプルでもどこかおしゅれ。黒のスラックス+ローファーで下半身を引き締めて大人っぽく仕上げたのもポイントです。


■「最低気温20度」なら、「カットソー」or「シャツ」でOK

最低気温が20度ということは、5月や9月ごろの爽やかで過ごしやすい気候。
日中の最高気温が25度以上となることを考慮し、トップスの主役をカットソーやシャツにしておくのが最適です。
ただし、油断して半袖は選ばず、風があるときや日が沈んだ後の肌寒さがしのげる長袖か七分袖がおすすめ!

シャツやカットソーは1枚で着てもOKですが、タンクトップやTシャツなどとレイヤードして表情に変化をつけるといっそうおしゃれです。
さらなる着こなしのポイントは、シャツの袖を少しまくること。
お行儀の良かったシャツが、一気にリラックス感あるこなれたイメージに早変わりします。


最低気温20度のコーデ1

シャツはサイズ感に気をつけて洒脱に着こなす

カジュアルなコーディネートをトップス1枚で大人っぽくまとめるなら、シャツをセレクトするのが効果的。シャツをきちんと着こなすだけで、十分すぎるほど落ち着いた印象になります。重要なのは、サイズ感やシルエット。このお手本のような少し余裕のあるサイズ感が今の気分です。アイテム自体はシンプルで定番的でも、サイズ感さえ配慮すれば今どきなコーディネートが築けます。


最低気温20度のコーデ2

適度なカジュアルダウンにはバンドカラーシャツが重宝

シャツならではの大人っぽさを確保しつつ、さりげなくアレンジもできるおすすめのアイテムがバンドカラーシャツ。上品すぎずカジュアルすぎないバランスが絶妙で、着こなしてみれば人気が継続しているのも納得できるはずです。このコーディネートでは選んでいるのはダークネイビーのバンドカラーシャツ。グレーのスラックスを合わせたシンプルな着こなしなのに、どこかこなれた雰囲気です。


最低気温20度のコーデ3

個性を打ち出したいならカラーシャツという選択肢も

シャツはカラバリが豊富なのも大きな魅力。カーディガンに似た特徴ですが、シャツならではの品格をキープしながら色のセレクトで個性が主張できます。このコーディネートでは、ペールグリーンのシャツを選んで爽やかさを演出。七分袖がこなれたムードですが、シャツのボタンを上まで留めてナードな雰囲気もミックスしています。パンツとサンダルを黒で揃え、引き締めながらシャツの色味を強調したテクニックも見事。


最低気温20度のコーデ4

リラクシーだけどダラしなく見えないロングシャツ

今っぽいリラックス感を醸しながらルーズではないバランスでシャツを着こなしたいなら、ロングシャツも狙い目。シャツが主役のコーディネートだからこそ、さりげなくヒネリが効いたものを選んでみましょう。このコーディネートのように、着丈が長めで身幅はワイドすぎないタイプのロングシャツを選べば、リラックス感と上品なムードを共存させるのも簡単。さらに、シャツとパンツを同系色でまとめれば、丈感が悪目立ちせずすんなり着こなせます!


最低気温20度のコーデ5

チェックシャツを羽織るならダークトーンが新鮮!

カジュアルスタイルでもここ数年は無地のシャツが好まれてきましたが、そろそろチェック柄のシャツも人気が復活しそうな気配です。カジュアルなチェックシャツと聞くと、赤や青をベースにしたアメカジ風のマドラスチェックを思い浮かべるかもしれませんが、だからこそダークトーンの柄を選ぶだけで新鮮。しかも、落ち着きも感じられて大人にぴったりです。ここでも選んでいる「ブラックウォッチ」と呼ばれるタータンチェック柄はとくにおすすめ。ブラックのパンツを合わせてシンプルに着こなすだけで、何気なくおしゃれです。


最低気温20度のコーデ6

フワッとタックインするブラウジングで着こなしをアレンジ

レディスでは定番化しているタックインが、メンズでも増えてきました。ポイントは「ブラウジング」。大きめなサイズ感のシャツを選びつつ、シャツをきっちりとタックイン入れるのではなく、フワっとさせる着こなし法です。ストライプシャツがメインのシンプルなコーディネートも、ブラウジングによってこんなにも洒脱に仕上がってます!


最低気温20度のコーデ7

シンプルなロンTも大きめなサイズ感を意識すれば洒脱!

カットソー類を主役にしたコーディネートも、基本的なポイントはシャツの着こなしと同じ。シンプルなアイテムを選びつつ、サイズ感やシルエットで今っぽさを演出するのが原則です。このコーディネートでは、ビッグシルエットのロンTを着用。ホワイトジーンズもゆったりしたシルエットで今っぽいリラックス感が漂っています。カジュアルなアイテムばかりを選んでいますが、シンプルなデザインに加えて色を上下で統一して大人っぽく昇華!!


最低気温20度のコーデ8

1枚でキマるバスクシャツを使ったお手本コーデ

無地のカットソーが地味に感じる場合は、定番柄を取り入れるのがおすすめ。例えば、マリンボーダーのバスクシャツなら1枚でおしゃれな上半身が完成します。少し大きめのサイズを選びつつ、タックインして今っぽく着こなしたお手本がこちら。ややワイドなパンツも無造作感やリラックス感を強調し、こなれた印象を放っています。


最低気温20度のコーデ9

メインのアイテムを同系色にしてスタイリッシュに演出

スタイリッシュなムードや大人っぽい落ち着きを演出したいときは、全身を同系色で揃えるコーディネートが効果的です。こちらのお手本は、長袖Tシャツ、テーパードパンツ、スニーカーをすべてグレーで揃えてスタイリッシュに仕上げています。インナーの白をちょっとしたアクセントとして利かせたバランスも絶妙!


最低気温20度のコーデ10

暑すぎず寒すぎない七分袖を大人っぽく装うコツ

最低気温が20度くらいの季節は、七分袖のカットソーがしっくりくることもあります。ただし、七分袖のカットソー類はカジュアルな印象が強くなりがち。それを防ぐには、定番カラーのシンプルなタイプを選ぶのが定石です。このコーディネートでは、カットソーもスニーカーもホワイトにして、クリーンに演出。パンツも明るめのグレーにして、軽やかなムードにまとめています。


最低気温20度のコーデ11

気温差が激しい日は温度調整しやすい工夫を

寒暖差が激しい日を快適に過ごすためには、事前の準備が必要。アイテムもコーディネートもアレンジしやすいように意識しておきましょう。写真のコーディネートでは、袖先にリブがついた長袖Tシャツをセレクト。暑いときには袖をまくって固定しやすくなっています。シンプルなTシャツに定番的なカーゴパンツを合わせているのもポイント。合わせるアイテムを選ばず、咄嗟に何かを羽織っても違和感が出ません。


最低気温20度のコーデ12

キーネックなどのディテールをちょっとしたアクセントに

シンプルなカットソーというと、クルーネックやボートネックを選びがちですが、定番的なネックラインに飽きたら、ちょっと変わったデザインを選んでコーディネートのアクセントにするのもおすすめ。キーネック(キーホールネック)やヘンリーネックなら、さり気なくポイントが作れます。ジーンズを合わせてシンプルに着こなしても、どこか新鮮です。


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