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理学療法士として、障がいをお持ちの方を支援する仕事をしています。今年の5月に株式会社を…

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理学療法士として、障がいをお持ちの方を支援する仕事をしています。今年の5月に株式会社を立ち上げてました。30年11月を目標に障がいをお持ちのお子さんが大人になるまでに働く準備が出来る施設を開設する予定です。自分の考えをまとめた内容を文章にして頭の中を整理していきたいと思います。

マガジン

  • 放課後デイの仕事で感じたこと殴り書きマガジン

  • 障害福祉情報整理

  • セミナーまとめ

  • リハビリと私

    私の生い立ちと、今まで経験して来た中での障がい福祉についてゆるく書いて行きます。基本ゆるく!!

最近の記事

中高生の療育について

頭の中をまとめたくなったので 療育に携わる人が子ども達の支援を行う中で整理が必要なのは 「今提供しているプログラムは何が目的なのかということ」 盲目的に「ビジョントレーニング」や「ワーキングメモリの強化」など流行のプログラムを追うだけではなく ①お子さんの能力の質を高めようとしているのか? ②お子さんに知識や経験の機会をし提供しているのか? ちなみに、能力の質を高めるプログラムを行う際に陥りやすい考え方として 「その子の苦手度が高いことから優

    • ウチの放課後デイにルールを作らない理由

      まず、ルールは何のために守るのか? 恐らく、その環境とか組織に自分が在籍するためではないか? 就労準備型の放課後デイで子ども達に教えなきゃいけないことは、「大人が決めたルールは必ず守るもの」ということではなく「自分が〇〇をしたいならこの組織のルールを守らないとこんなデメリットがある」ってこと。 だから、施設内で学ばせる必要があるのはルールを守ることではなく守らなかった時にどんな結果が発生するかということ。 自分にデメリットが多い結果が想像できるとおのずとルールを守る

      • 自己肯定感を下げないための、子どもへの関わり

        「自己肯定感を高めるための〇個の方法」最近本屋に入るとこのようなタイトルの書籍が、一冊は平積みされています。私が仕事の中でたくさんのお子さんに関わる中で、自己肯定感を保つための方法は一つ「子どもに自分と他者を比べる癖をつけさせないこと」だと考えています。

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        • 今求められる「子どもと一緒に学べる大人」の必要性について

          放課後等デイサービスのスタッフの名称って結構すごいんです。 「児童発達管理責任者」なんか人間製造工場で働いてそうな名前です。 そして「児童指導員」です。児童を児童しなきゃいけません。 辞書で指導の意味を調べると 「ある目的に向かって教え導くこと。」 児童指導員の皆さん子ども達を導いていますか?笑 ウチの放課後デイは中高生だけが利用します。 発達障がいのグレーゾーンのお子さんが割と多い施設です。 ウチで働くスタッフの中で一時的に仕事が辛くなる方に共通点があります。

        中高生の療育について

        • ウチの放課後デイにルールを作らない理由

        • 自己肯定感を下げないための、子どもへの関わり

        • 今求められる「子どもと一緒に学べる大人」の必要性について

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        • 放課後デイの仕事で感じたこと殴り書きマガジン
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          自分のことを自分で決める力

          障がいをお持ちの方を支援する仕事に従事して14年目になります。 幼少期から障がいをお持ちの方に共通して感じることとして「自分で決めることが苦手な方が多い」ということです。 なぜか?障がいがあるから仕方ない? 多分違うと思います。 恐らく「自分で決めることへの経験不足」が原因だと僕は考えています。 僕も3人の子どもの親なのでよくわかるのですが、子どもが物事を決めるにはとても時間がかかります。 しかも、とんでもない選択をすることも少なくありません。 障がいがあるお子

          自分のことを自分で決める力

          令和の時代の障がい福祉

          あけましておめでとうございます㊗️ 2020年もよろしくお願いします🙇‍♂️ 僕が経営している会社も今年が2年目になります。 この一年でウチの会社が運営している放課後等デイサービスには30人のお子さんが現在在籍して毎日通われています。 この一年僕はずっと「自分達の役割は一体なにか?」を考えていました。 まだ、はっきりと答えは出ていません。もしかすると一生出ないかもしれない。 でも、一つ確信を持って言えることがあります。それは、、 「障がい児(者)を社会や学校に適

          令和の時代の障がい福祉

          ご利用検討者様対象の体験利用申し込み開始❗️❗️

          【就労準備型放課後等デイサービス 自由帳 体験利用申し込み開始します】 * ●対象 就労準備型放課後等デイサービス 自由帳の利用を検討されているお子様で小学6年生〜高校生の方 * ●体験利用可能時間 平日16:00〜18:00 祝日10:00〜16:00 土日と12月29日〜1月4日まではお休みとなっています🙇‍♂️ * 1時間からの体験可能です。最大5日までの体験可能。 * ●体験利用までの流れ ①お電話、メールでのお問い合わせ、お申し込み ②お子様についてのヒアリング  

          ご利用検討者様対象の体験利用申し込み開始❗️❗️

          【ご利用検討者様対象事業説明会のお知らせ】

          11月1日に事業開始予定の「就労準備型放課後等デイサービス 自由帳」のご利用検討者様向けの事業説明会を開催させていただきます。 詳細は以下をご確認ください🙇‍♂️ ・支援者様向けの説明会は11月中旬を予定しております。順次ご案内をさせていただきます。 【日程:3days】 ①10月29日の10:00〜19:00 ②10月30日の10:00〜19:00 ③10月31日の10:00〜19:00 ●ご希望の日程、お時間をご連絡ください。所用時間1時間程度のスケジュ

          【ご利用検討者様対象事業説明会のお知らせ】

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          就労準備型放課後等デイサービス自由帳の支援内容ご紹介

          就労準備型放課後等デイサービス自由帳の支援内容ご紹介

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          「第3回森の交流会」平成30年8月31日まとめ

          平成30年8月31日に開催された「第3回森の交流会」の中で発達障がい者のための自助グループである「さかいハッタツ友の会」の代表石橋尋志先生が講師としてお話くださった内容のまとめです。 「森の交流会」は大阪府堺市を中心に介護と福祉の連携を目的とした支援者同士の交流の場です。今回で3回目の開催となります。 毎回、かなりの人数の方が参加されます。 ちなみに、会場は大阪府堺市市役所の地下に「森のキッチン」という食堂があり、そこで開催されます。 「森のキッチン」は就労継続支援B

          「第3回森の交流会」平成30年8月31日まとめ

          ASD(自閉症スペクトラム障害)

          【参考文献】  発達障害:岩波明著 文集新書 発達障害、最近テレビや書籍でもよく聞くキーワードですが実際にはどの様な特性を持つ疾患なのかを整理して行きたいと思います。 基本僕の勉強用のnoteです。笑 今回は発達障害の一つであるASD(自閉症スペクトラム障害)を取り上げたいと思います。 【スペクトラムとは?】 スペクトラム=連続体という意味です。 ごく軽度の症状の方から、重症の方まで様々なレベルの状態の人が広汎に分布しているという意味です。 診断基準が2013年

          ASD(自閉症スペクトラム障害)

          「障がい者かも?」思った瞬間「障がい者」

          今思えば、、、 僕が通っていた小学校にもきっと、最近でいう「発達障害」の特徴をもつ子供って一定数いたのだと思う。 子供の、発達障害の割合6.5%と言われている。 (出典:文部科学省 通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果について 2012年) 40人くらいのクラスだったから、約3人くらいか? クラスの中には支援学級に行って授業を受けていた子もいた。 ガキ大将の子は授業中も常に教室の中を動き回っていた。 こいつ、なんで

          「障がい者かも?」思った瞬間「障がい者」

          noteはじめました。

          今日からnoteはじめました。 何でnoteを始めようと思ったか? 色々な人のnoteを読んでいてすごい熱量を感じたから。 自分の考えを表現するのってカッコいい!! では、、 何を書こう? まずは、僕のことでも書いてみようか? 「誰が興味あるねん!!」 とは思いますが、ま〜自己満足で書いて見たいと思います。 特に僕の仕事「理学療法士」についてボチボチ書いて行きたいと思います。 「理学療法士」とは世間で言うリハビリの先生です。 わかりやすいイメージとしては、ドラマの病院場

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