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プロフェッショナルコーチとしての試行錯誤

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プロフェッショナルコーチとして成長するための試行錯誤を書いています。
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信頼を得るために「予言」をせよ

信頼を得るために「予言」をせよ

信頼を得るためには能力を示すことが必要信頼を得るためには、相手に自分の「能力」を伝えなければなりません。
どれだけ勤務経験が長くても実績のない上司は信頼されません。
どれだけ人柄がよくても、分かりにくい教え方をする教師も信頼されません。
能力を示すことは、信頼関係を築くための必要条件なのです。

「予言」をすることで「能力」を示せるこの「能力」を伝えるときに、最も役立つのが「予言」です。
たとえば

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弱みを「強み」として、強みを「弱み」として表現すると、信頼される。

弱みを「強み」として、強みを「弱み」として表現すると、信頼される。

「能力」と「人間的温かみ」がある人が、信頼されます。(『だれもわかってくれない あなたはなぜ誤解されるのか』参照)

一般的に、能力が高い人は冷たい人間だと思われることが多く、反対に人間的に暖かい人は能力が低いと思われがちです。マンガやアニメでも仕事ができる人は冷たい人のように描かれることが多いですね。逆もまた然りです。

つまり、能力と人間的温かみは相反するものとして認識されているため、両方を同

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教育家が教える結果を出せない人の共通する1つの特徴

教育家が教える結果を出せない人の共通する1つの特徴

今回は「結果を出せない人の共通点」について、です。

私は18歳から家庭教師を始めて、塾講師などもしながら、ずっと教育に携わってきました。医療法人で人材育成にも関わっていました。指導教育歴は20年以上になります。

その経験の中で、結果を出せる人に共通する1つの特徴を見つけたんです。

それは「ゴールを変えずに、方法を変える」ことです。つまり、目的は変えずに方法を変えるということです。

【1】結

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退屈な日常から抜け出す3ステップ

退屈な日常から抜け出す3ステップ

今回は、退屈な日常から抜け出す方法について書きます。

日常が退屈な場合にするべきことは、次の3つです。

ステップ1 ゴールを決める。
ステップ2 ゴール達成のために、現時点の自分ができることを全部する。
ステップ3 許容損失内で「変化」をする。

まずゴールを決めます。
退屈だと感じたら、すぐにゴールを決めましょう。

次に、そのゴール実現に向けて現時点で可能なことをすべて実行します。
たとえ

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行き詰まりを解消するのに役立つ思考法

行き詰まりを解消するのに役立つ思考法

今回は、行き詰まりを解消するのに役立つ思考法をご紹介します。

私は現在、Twitterでフォロワー2000人を目指しています。現段階で1500人超です。

2000人に到達できる自信はあるのですが、行き詰まりも感じています。

こういう時に役立つのがTOC(制約理論)の「クラウド」というものです。

今回は、クラウドという思考ツールを使って、行き詰まりの解決策を考えてみたいと思います。

なお、

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あなたがビジネスを始められない心理的理由

あなたがビジネスを始められない心理的理由

ビジネスの本質は社会貢献です。社会に価値を提供することです。

ですから、ビジネスをする人が多ければ多いほどいい。

しかし、自分でビジネスを始める人は少数です。

もちろん、ビジネスにはリスクがあります。

しかし、現時点においてビジネスを始めるリスクは、ほぼゼロになっています。

インターネットを使うことで、匿名で、無料で、副業でビジネスを始められる時代です。

リスクは、ビジネスをしない理由

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ビジネス提供者は「自分への思いやり」を忘れないようにしよう

ビジネス提供者は「自分への思いやり」を忘れないようにしよう

ビジネスの本質は社会貢献であり、社会に価値を提供することです。

だからこそ、ビジネスは継続・発展することが望まれます。継続的に、発展的に価値提供されることを、社会は求めています。

だからといって、ビジネスが簡単にうまくいくというわけではありません。

むしろ、ビジネスは困難の連続です。うまくいくことより、うまくいかないことのほうが多いのです。

だからこそ、ビジネス提供者には、メンタルコントロ

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ビジネスをするときこそ、メンタルコントロール技術が重要となる。

ビジネスの本質は社会貢献であり、社会に価値を提供することです。

しかし、社会はそれほど簡単には価値提供をさせてくれません。

利益を上げるというのは、それほど簡単なことではない。苦難の連続です。

この苦難に耐える方法を知らないと、ビジネスをすることは難しいです。

【1】最終的には精神面が重要となる。勉強でも、スポーツでも、労働でも、副業・起業でも、最終的には精神的技術が重要となります。

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「才能がある」とは、「結果が出るまでの時間が短い」というだけのこと。

「才能がある」とは、「結果が出るまでの時間が短い」というだけのこと。

【1】才能の有無とは「才能がある」、「才能がない」というのは、結局のところ「一定の結果を出すまでの時間の長短」のことです。

6歳がピアノで大人顔負けの演奏をすれば、その子供は天才だと言われますよね。中学生で高校生の勉強をしていたら、やっぱりその子は天才だと扱われます。つまり、一定の結果を一般より短時間で出せば「才能がある」、一般より長時間となれば「才能がない」と言われるにすぎません。

【2】結

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成功体験を簡単に捨て去ってはいけない。

成功体験を簡単に捨て去ってはいけない。

パワハラ被害に遭うと、多くの人が自分のコミュニケーション能力に不安を持ってしまいます。

「私は人間関係が下手だ」とか「私は人に好かれない」と思ってしまうんです。

この気持ちはよく分かります。

ただ、これはどう考えても、自分を過小評価しすぎです。

【1】過去に一度でも成功体験があるなら、大丈夫たしかにその職場では、パワハラ被害に遭ってしまったかもしれません。

でも、他の職場でもそうだったで

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コーチングが広まらない理由(ビ・ハイア事件を受けて)

コーチングが広まらない理由(ビ・ハイア事件を受けて)

ビ・ハイアに対する報道があり、その後のコーチの対応から、コーチングが広まらない理由が、さらに明確になったと思っています。

現時点で、コーチング関係者でこの問題を知らない人は、少ないでしょう。

コーチの中でも、コーチ関係者向けに発言を行う人が増えてきました。

しかし、一般人に向けて発言を行っている人が少ないことに、違和感を持たざるを得ません。「ある流派のコーチング」の中でしか通じない話を、コー

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自分を高く評価してくれる人とだけ、付き合おう。

自分を高く評価してくれる人とだけ、付き合おう。

私はパワハラ被害者のサポートをする仕事をしています。

この方々は毎日のように自分を低く評価されて過ごしています。

ある国家資格を持っていたり、高い専門知識や技術を持っていたり、強い情熱を持っていたりする人たちが、その職場では馬鹿にされ、けなされています。

あなたを低く評価する人にとっては、あなたの専門知識や技術、経験などは馬鹿にする材料にしかなりません。その人達にとっては、あなたに属するもの

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逆境を乗り越えたいとき、セルフコーチングは役に立つ。

電子書籍を出版しました。

『パワハラに遭っていて行動できない人のためのセルフコーチング』というものです。

逆境を乗り越えるためには、カウンセリングだけでは足りません。

逆境を乗り越えるための心理技術が必要です。

それが、私にとってのコーチングです。

今回の書籍では、自分自身に対してコーチングを行う「セルフコーチング」を取り上げました。

もしあなたが逆境にいるなら、ぜひ一度お目通しいただ

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行動の種類を増やすことで、道は開ける。

望む結果を出すためには、絶対的な行動量が必要となります。

ただし、ただ行動量を増やすだけでは、結果が出ないことがあります。

そのときには、行動の種類を増やすことが重要です。たとえば、 パワハラを受けて、困っているとします。この場合、被害メモを集めることは必要です。しかし、それだけでは解決はできません。内部・外部で相談するなど、「被害メモを集める」という行動以外のものが必要となります。一種類の行

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