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無料オファーを「タダ働き」にしないためのマネタイズの考え方。

【1】「いい人」ほど、「ただ働き」をさせられる

「いい人」ほど、無料オファーがマネタイズに繋がりません。

無料オファーで、すべての商品・サービスを提供してしまうからです。つまり、無料オファーがタダ働きの申し出になってしまいます。

デザイナーが、無料で相手の望むデザインを提供してしまったら、有料で依頼されることはありません。作詞家・作曲家でも同じです。あなたがよかれと思ってしたことは、あなたの利益にはつながりません。

無料オファーで、すべての商品・サービスを提供してはいけないのです。

【2】有料化のタイミングが重要となる

言い換えると、どこかのタイミングで有料化しなければなりません。有料化を前提として無料オファーを提供する必要があります。

しかしながら、このタイミングを把握している人は多くありません。

有料化をセールスするタイミングが早すぎると、有料化にはつながりません。

同様にタイミングが遅すぎても、有料化にはつながりません。

有料化をセールスするタイミングには最適な時期があるのです。

【3】セールスのタイミングが遅すぎる例

「いい人」の場合、多くはセールスが遅すぎます。有料版のご案内をするのが遅くなりすぎるのです。たとえばカウンセラーであれば、1回体験セッションを提供したあとに、有料セッションをセールスすることが多いのですが、これでは遅すぎます。

【4】セールスのタイミングが早すぎる例

反対にセールスのタイミングが早すぎる人も多いです。たとえばあなたがカメラマンで、お問い合わせが来たときに「○○円になります」と答えるのは早すぎるのです。

【5】適切なタイミングの原則を知る

今回は、そのタイミングについて、どのようにして決めればよいのかをお伝えします。これはもともと、私が行政書士業務の中で身に付けた技です。

行政書士の事務所にはご相談の電話が入ります。そして、ご相談者は電話で無料で、相談をしたいと思っています。電話ですべてご相談に乗ってしまっては、収益につながりません。しかし、相手のご相談内容を遮って「ご相談は有料となります。」と言ってしまっても同じく収益にはつながらないのです。

このような体験から生まれて手法であり、現在も私が使っている手法を、今回はお伝えします。

今回の記事をお読みいただくことで、セールスをする適切なタイミングが分かるようになるはずです。それによって、無料オファーが単なるタダ働きにならないようになり、しっかりと収益と結びつくようになるでしょう。

興味がある方はぜひお読みください。

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