ビジネスの本質は社会貢献です。社会に価値を提供することです。

それはつまり、特定の状況において、特定の目的を持つ人に、その目的に近づく手段を提供することです。簡単に言えば、役に立つということですね。

いずれにしても、クライアントがビジネスの中心にあります。そのため、クライアントについてもっと詳しく知ろうとすることは間違いではありません。

ただ、クライアントが自分の目的を、意識しているとは限りません。何かしらのサービスを購入するとき、それを選ぶ理由が明確であるとは限らないのです。むしろ、「なんとなく」のほうが多いでしょうね。

そこで私達ビジネス提供者は、自らのゴールを語ることが大切となります。それによってクライアントは、その提示されたゴールを参考にすることができます。提示されたゴールから、自分が本当に望んでいることに気づけるようになります。「いいね」から自分の本音に気づきやすくなるのです。

世の中にはビジネスの始め方を教える人はたくさんいます。その中にはただ自分が儲けたいだけの人もいますし、社会貢献活動として捉えている人もいます。ビジネスのゴールが違うのです。しかし、ゴールが提示されていなければ、その違いがわかりません。また、クライアントも自分のゴールがどちらよりなのかを知ることができません。

クライアントはゴールが提示されていることで、自分が本当に望むことが明確になるのです。それはつまり、自分に最適なサービスを選びやすくなるということです。

私達サービス提供者がゴールを語ることは、クライアント自身のゴールを明確化することに役立ち、クライアントが自分に最適なサービスを選ぶことに役立つのです。いいことばかりですね。

ですから、あなたのビジネスのゴールを語ってください。あなたがそのビジネスを通して実現したいことを語ってください。それはクライアントにとっても大事な情報となりますから、中長期的は必要ありませんよ。