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信頼を得るために「予言」をせよ

信頼を得るためには能力を示すことが必要

信頼を得るためには、相手に自分の「能力」を伝えなければなりません。
どれだけ勤務経験が長くても実績のない上司は信頼されません。
どれだけ人柄がよくても、分かりにくい教え方をする教師も信頼されません。
能力を示すことは、信頼関係を築くための必要条件なのです。

「予言」をすることで「能力」を示せる

この「能力」を伝えるときに、最も役立つのが「予言」です。
たとえば商談をした後に、上司が「明日までには先方から契約申込の電話があると思うよ」と言ったとします。そして、その通りに契約申込の電話がかかってきたら、上司への信用度が急上昇するでしょう。
塾講師が「ここはテストに出る」と言い、実際に出たら塾講師に対する信頼は高まるでしょう。
予言が当たることによって能力の高さが示されるので、信頼が高まるのです。

予言はノーリスク

もし予言が外れても、それを気にする人は、ほとんどいません。
先方から契約申込の電話がかかってこなくても「読みが外れたね」で済む話です。同様に「テストに出る」と言ったところが出なくても「学校の先生は違うところを出した」となるだけです。
未来のことだからこそ、外れても許されやすいのです。
つまり、予言はほぼノーリスクでできます。

信頼を得たいときは予言をしよう

予言は、リスクが少なく、効果的に「能力」を示せる手段です。
予言が当たればプロフェッショナルとして信頼を得ることができ、予言が外れても、それほど信頼は落ちません。
予言ができる場合には、予言をしておくほうが得なのです。

予言ができるからこそプロフェッショナル

「もし〇〇なら、✕✕になる」と予言できてこそ、プロフェッショナルです。
「もし〇〇という経済政策を取れば、✕✕という状況になる」と予言できない経済学者を、誰が信頼するのでしょうか。「もし〇〇というマーケティングをすれば、顧客は✕✕になる」と予言できてこその、マーケターでしょう。
理論と経験があるからこそ、予言ができるのです。自分の予測に自信を持てるからこそ、予言となります。つまり、予言できるというのは、プロフェッショナルである証です。
プロフェッショナルしかできない「予言」をどんどんしていきましょう。それがあなたの能力を相手に示す、簡単で効果的な方法なのです。

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