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退屈な日常から抜け出す3ステップ

今回は、退屈な日常から抜け出す方法について書きます。

日常が退屈な場合にするべきことは、次の3つです。

ステップ1 ゴールを決める。
ステップ2 ゴール達成のために、現時点の自分ができることを全部する。
ステップ3 許容損失内で「変化」をする。

まずゴールを決めます。
退屈だと感じたら、すぐにゴールを決めましょう。

次に、そのゴール実現に向けて現時点で可能なことをすべて実行します。
たとえば「副業で収入を得る」というゴールを定めたとします。そうしたら、ツイッターアカウントを作り、ブログを開設し、リザーブストックのアカウントを作りましょう。ここで大切なことは、現時点の自分でできることは全部してしまい、これ以上は何をしたらよいかわからないという状態を作ることです。

自分の限界地点まで来たら、意識的に「変化」を作ります。「変化なくして成長なし」です。許容損失の範囲内で、自分を日々、変化させていきます。

【1】ゴールを決める。

日々が退屈になるのは、日常生活の中に変化がないからです。代り映えしない日々を送っていれば、退屈になるのも当たり前ですね。

つまり、変化さえ起こせば退屈はなくなります。

そして、変化を引き起こす、最も簡単な方法がゴール設定をすることです。

このゴールはどのようなものでも構いません。

「退屈だ」と思ったときに、適当に決めたもので構いません。恋人を作るというものでも構いませんし、ビジネスを始めるというものでも構いません。資格を取得するというものでも構わなければ、家全体に掃除機をかけるというものでも構いません。

大切なことは、ゴールを設定して、変化を引き起こすきっかけを作ることです。

どうしてもゴールが思い浮かばない人は、現状と現状に至る経緯を思い返してください。思い返した中で関心が向いたものがあれば、それに関係するゴール設定をするとよいでしょう。
たとえば私は現在、パワハラ被害者支援をしています。これは私が昔に行政書士試験に合格したからですが、司法試験に合格しなかったということも関係しています。直接代理人となって解決に当たることはできないということです。ですから、私の場合、司法試験に合格することをゴールとしてもよいかもしれません。

【2】ゴールの実現に向けて実行をする

日常生活に変化を起こすことが重要ですから、ゴールを設定したらすぐに実現に向けて行動を始めましょう。

そのときに大切なことは、現時点の自分が持っている資源のみで動き出すことです。現時点の自分が持っている知識・技術、時間、お金、人脈などだけを利用して、実現に向けて行動を行います。

これは連続起業家の思考法『エフェクチュエーション』では「手中の鳥の原則」と呼ばれるものです。連続起業家は、自分が現時点で持っているものだけで行動を起こし始めます。起業のために貯金をすることはせず、今ある資金だけで起業するのです。

反対から言えば、ゴール達成のために新しく資源集めをしないということです。

作家になりたいのであれば、現時点の自分で書くことができることを全て書きましょう。構成を作ったりするのは後回しにします。資格を取得したいなら、資格の問題を解いてみましょう。

退屈から抜け出すのに大切なのは、とにかく変化を作り出すことです。

現時点の自分に「今、できること」を全部同時に実行に移しましょう。自分の中にある知識・情報で実行できることは、全部実行に移してしまうのです。

現在の自分ができることを全部実行すれば、自分の限界に到達できます。そうすれば、その先に進むには変化せざるを得ませんよね。

【3】許容損失内で変化をし続ける

現時点の資源を使って行動を起こせば、最初は大きな変化を起こせます。やるべきことも多くあるため、変化を起こしている手ごたえも感じやすくなります。

しかし、進捗が進むにつれて変化を実感しにくくなります。ツイッターで最初はフォロワーが増えていくのが楽しかったとしても、時間が経てば経つほどフォロワー数が伸びにくくなります。反対に、知識・技術が身に付いてくるとフォロワーを伸ばすことが退屈になってきます。「変化」を実感できなくなることで、退屈になってくるのです。

だからこそ、意識的に変化を作り出していく必要があります。

自分がリスクを取れる範囲内で、意図的に変化を作り出しましょう。失敗しても許容できる範囲内で変化をしてみるのです。これをエフェクチュエーションでは『許容損失の原則』と言います。

この段階に入った場合、成長に意識を向ける必要はありません。

ゴール達成を目的としながら、どのような変化をするかだけを考えます。フォロワー数を伸ばしたいのであれば、アカウント名を変えたり、アイコンを変えたり、バナーを変えたり、ツイート内容を変えたり・・・と変化を加えられるところは数えきれなくあります。ブログやメルマガについても同様で、変化を加えるべきところは数えきれないほどあります。そのような変化を意識して行うのです。家全体を掃除することに飽きてきたなら、掃除機を使わずに掃除をしてみるなどをします。

この変化がよい方向に進むかどうかは考える必要はありません。よくない方向に進んだと気づいたら、元に戻せばよいのですから。

自分が許容できるリスクの範囲内で、つまり自分が「徒労に終わってもいい」と思える範囲内で、変化しましょう。

【4】変化を実感できれば、退屈さは消える

文章を書いていて最も辛いのは、文章が全然書けないときです。変化を実感できないときが、一番辛いんですね。

そして、その辛さに耐えられるほど、人は強くできていません。

ですから、意図的に変化を作り出すことが大切なんです。変化さえ作れば、退屈さは消えます。

掃除なら掃除の仕方を変えたり、掃除を始める方法を変えたり、いろいろと変更できるところはあります。自分で変化を加えられるポイントを探して、とにかく変化を加えていくことが大切です。

退屈な日常から抜け出したいなら、ゴールを決めて、ゴール達成のためにできることで変化を加えられるポイントを探して、変化を加え続けましょう。

その結果、あなたの知識・技術は向上して、あなたが今まで認識できなかったものを認識できるようになります。コーチングでは「心の盲点」と言いますが、心の盲点が外れることで世界の認識が変わるようになるんです。

ゴール達成のために、マイナーチェンジができるポイントを探してください。その小さな変化があなたの心の盲点を外して、あなたの世界を広げてくれますよ。

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