見出し画像

シェアリング農業が始まらない

体力の衰えを言い訳に 書きたいことは決まっていたのに書く気力と時間を確保できなかった。。

今回は シェアリングエコノミー。

表面上ではシェアリングみたいなことは始まってるけど まともなサービスは極めて少なく感じる。

なんで誰もやらないの?ってことを自分がやらないのを棚に上げながら述べてみる。

あって不思議じゃないのに存在しないことに違和感。
別に自分がやることでもやりたいことでもない。 

もしかしたらみんなそんな感じなのかな?

単に自分が知らないだけなら今日も私は恥をかこう。


人のシェアリング

これは以前に書いた「プロ農業プレイヤーという選択肢」でも書いたが、

単純にもっと効率的に人を回せないかと感じる。

品目などもあるので一概にも言えないが、長野の農家は冬 暇している。

なのでウィンタースポーツのインストラクターやその他アルバイトをしている人も多い。

農業ができればやるだろうが気候的に厳しいので休みを多くとるか、機械の整備をしているのだと よく聞く。

うちのような法人や人を雇っている農家であれば 気候の異なる他県などで受託作業や畑を持ったりしている。

やっているところもあるだろうが、もっと季節が正反対の地域同士の農家の行き来やマッチングができれば ぞれぞれの持っている腕で十分に仕事も稼ぎも生まれるようになると思う。

力ある法人と法人が手を組めば、技術的に信頼できる社員が忙しい時だけ来てくれるけど通年雇用は半分で済むような形は成り立つと思ふ。

長い目で見ればそのための宿舎などの投資は中途半端な就業教育や、ちゃんと働いてくれるかもわからない期間雇用や求人にお金をかけるより価値的ではないか。

農業人口は減るかもしれないが、生産性自体は上がる可能性はある、そうなれば農家や法人の純粋な利益も出るはず。

冬くらい違うことしたい って農家さんが多いのかな?
僕は今となっては違うけど、うちの会社は1年中農業ばっかり。
仕事がないと通年雇用できないしね。

農業の短期バイトのマッチングサイトとかあるけど、そもそも短期アルバイターが農業する理由がないし、時給も高くないんだからそんなに集まらないでしょ。付加価値つけないと。


ということでオナニーだけど 農業アルバイターや農業体験を求める若者が とにかく長野でぐるぐる回るようになる企画書を作成中。

なんか県の人に言いたいこと言ってたら 企画書書けばそういうの求めてる課がある とか言われたから まんまと書いちゃってます。

相手にされるか謎だけどね。

機械のシェアリング


これが一番わかりやすいよね。
県や地方をまたぐレベルでもいろいろ考えればできそうだけど、何より地域でもっともっと機械なんて使いまわせると思うんだけどなー。

一番厄介なのは 農家の所有欲なのかもしれないね。


壊れたらどうすんだとか、使いたいときに使えないとかちょっと頭使えばサラッと解決しそうなことを やったことがないとか、形が変わることを恐れて何も変えようとしないよね。

変えない怖さのほうがこれからはるかに強くなってくるはずなのにね。

あと、地域みんなで農業をするという意識があると 単純に機械を回すのもそうだし、地産地消も多種多様な品目があればあるほどしやすくなるんじゃないかな。



とにかく大規模農家ばっかりの地域じゃなければ、トラクターのアタッチメントで毎日使うのなんかたかが知れてるんだから 地域で出し合って買えばいいんだよね。そしたら野菜の利益率上がるんだから。

そういう使いやすいマッチングサイト作らないかなー。

土地のシェアリング

これについてはあんまりよくわかってないけど、中間管理機構も仕事はしてるんだろうけど もうちょっと気軽にやりたいもんです。

貸したい人と借りたい人だけでのマッチングでいい気はするけど、もっと貸す方も覚悟してほしいなー。


できなかったり、担い手がいないから出すはずなのに借り手を選び過ぎだと思うし、そういう条件が表面に出てないから無駄にマッチングに時間もかかる。

最初から「こういう人にだけ貸します」とか「新規就農者なら自分のとこで1年間一緒にやること!」 みたいな条件わかりやすくしとけば 機構にしても農地ナビにしても もっとピンポイントでやれるべや。

てか 間にあるのはマッチングサイトくらいでいいけど、高齢者はなかなか使えないか。

だから機構なのか、、うーんマンダム。。。


シェア畑」ってのはサービスが行き届いてそうでよいですね。

あと、リンゴの木のオーナー制は全然知らなかったけど すごく魅力的で農業法人だけど、会社の福利厚生(社員の家族サービス向け)に即買いしました!

いいサービスやアイデアはどんどん盛り上がってほしいよね。

技術のシェアリング


もっと先輩たちの英知と経験を血脈なくても共有できるシステムを創れはしないかい?

結局アプリやオンラインだと扱える熟練農業者(お年寄り)が少ないから、その辺以外になるかもだけど比較的インターネットを扱える熟練世代と新規就農者を繋ぐアプリなどできないもんかね。

指導者側は副業的に質問に答えた数だけポイント稼いでそのポイントで受けられる助成金の幅が変わるみたいなね。教えられる側はいろんな答えから 知恵袋的にベストアンサーを選び、指導者はさらにポイントGETして、次回からアルゴリズム的に上にあがりやすくなる。最終的にサブスクで月3000円でいつでも相談できます みたいな 人気の農家のおじさんが現れて カリスマに農業指導者誕生。。。

なんか盛り上がってしまったけど、もっと農家の価値を作物以外のところで広げてスターを生み出した方がいいと思うな。

とにかくカリスマが必要だと思う。

なりたいけど、今は大して農作業してないし極めるタイプでもないから 私は無理だなや。。。

結局農業のシェアリングはこれからだよね

現状農業のシェアリングエコノミーは現場の肌感覚まで下りてきてない。
逆に早く始まらないとヤバイ。

流行り言葉だから「シェアリングエコノミー」というけど 難しいじゃないよね。

いろいろ共有しようってこと。

共有することで独りぼっちをなくそう。

みんなで省力してかつ、最大限の価値を出そう。
 
それだけだと思う。


そうそう、

「農」を楽しむのか、「農業」を知りたいのか
 
その辺はっきりさせたうえでいろんなサービス考えないとごっちゃになって、なおかつ農や農業を始めようって人も自分で何がしたいか あいまいなまま進むと大変。

に人は集まるのに農業にはひとが集まらないことや をしたかったのに農業始めたら辛くなっちゃったとか そういうことが今起きてる気がする。

だから新規就農者が残れない。

言葉遊びは嫌いだけど、その辺の違いを意外とみんな意識せずにやっちゃってる気がするのは私だけかしら。

昔は僕も全然よくわかってなかったけどね。


単純にさ、こういうのはどうだろう。

地方農村で新規就農者引き込みたいなら土地とか家とかは当たり前だけど、もうまとめて機械と道具類、苗や種苗まで用意して最終のできた野菜も買い取ってあげる。

村には農業、ブランディング、マーケティング、ファンドの専門家置いといて常にぐるぐる回してる。

そのうえでベーシックインカムを月10万くらい渡せばいい。

こんな新規就農者の登竜門みたいな村を国や県が各地に作れば、安心して就農できるし、自信ついたり、ファンができたりして独立のめどが立てばベーシックインカム卒業して 農家として稼ぎたいだけ稼げばいい。


バカみたいな補助金作って入り口軽めに設定してるくせにドロップアウトしたら借金になるみたいな中途半端で責任も取らんようなシステム作るから 利用されるだけされて価値を生み出さないつまらないことになる。


やってるふりじゃ変わらない。

本質見抜ける力だけ養えば 絶対やれる。


気付いた奴しか動けないんだ。



ありがとうございます。何かしら社会の役に立ったり、誰かの人生に影響するような記事を心がけていきます。 根が照れ屋なので 若干の不真面目は照れ隠しです。 ご承知おきを。