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スクワット徹底攻略!【番外編〜もしも膝や腰が痛くなったら〜】

先週、先々週に投稿した、スクワット徹底攻略の前編と後編で、きちんと

「事前ワーク→正しいフォームでスクワット→静的ストレッチでケア」

をしていると関節を痛めるリスクは低い状態で抑える事ができます。

ですが、それでも上手くいかず膝や腰などに負担をかけて痛めてしまう事がどうしてもあるのです。

そこで今回は「もしもスクワットで膝や腰を痛めてしまった場合はどうするのか?」についてお話します。

現在膝や腰を痛めてる人、過去にスクワットやその他の下肢トレーニングなどで痛めた事がある人は参考にしてくださいねー!

1.スクワットで膝を痛めてしまう理由

スクワットで膝を痛めてしまう理由は大きく分けて2つ。

しゃがむ時に膝を前に出しすぎてる。もしくは中に入ってしまってるかです。

[①なぜ膝が前に出てしまうのか?]

なぜ膝が前に出てしまうのか?

それは

・股関節が使えてない
・太ももの表側の大腿四頭筋の力を抜けない

からです。

膝が前に出てしまう人は「股関節から曲げてしゃがむ」という感覚が薄いんですよね。その分「膝を曲げてしゃがむ」という感覚が強いため、膝でスクワットをやろうとして膝が前に出て、大腿四頭筋に力が入ってしまうのです。

ただ中には、「股関節から曲げてしゃがむ」と「膝を曲げてしゃがむ」という2つの感覚を持ち合わせながらスクワットをやる人もいます。

その人はぱっと見綺麗なフォームでスクワットをやるのですが、実際効いてるのは大腿四頭筋にばかり。

そのため、これを解決するには「股関節から曲げてしゃがむ」という感覚を作りつつ、膝の力を抜けるようにしなければなりません。

[②なぜ膝が中に入ってしまうのか?]

なぜ膝が中に入ってしまうのか?

それは、しゃがむ時にスネが大腿骨に対して内側に捻れていない事が考えられます。

膝は曲げる時にスネが内側に捻れて、伸ばす時に外側に捻れます。

そのためしゃがむ時はスネが内側に捻れないといけないのですが、膝が中に入ってしまう人はそれが上手くできず、スネが外側に捻れたままになります。

それが影響して膝が中に入ってしまうんですね。

そのため、これを解決するにはスネを内側に捻ったまま曲げる練習をする必要があります。

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