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Respect

2018年、アジア初、日本で初開催された、RedBull Crashed Ice
今年も2月15日に横浜で開催されることが決定している。

本年度から、「アイスクロス」に名前が統一され、本格的にオリンピック種目を目指している。

アイスクロスにはATSX100.250.500.1000という大会クラスがあり、

1番大きな大会である、ATSX1000のコースを滑る為には、世界ランキング64以内または、国内2枠に入らなければならない。

ATSX1000は誰でも出れるわけではない。

ATSX1000 RedBull Ice Cross 日本・カザフスタン・ロシア

出場するためには、誰でも参加できる、ATSX100.250.500に出場しポイントを獲得しなければならない。

横浜大会には、ホスト国(開催国枠8名?)が設けられている。

既に、世界ランキング64位以内のパーソナルスポット(シード枠)鈴木雅仁(49)
昨年ジュニアで活躍した山内斗真(85)の出場は決定している。

女子では、山本純子選手が世界ランキング6位で出場決定。

ポイント的に、インラインスケート世界王者の安床武士(75)や本間ジェフリー光一も、ほぼ確定している。

今シーズン、国内最終予選を兼ねて長野でATSX250のレースを行う。
(資金が集めればの話)
現在、日本アイスクロスダウンヒル協会で、クラウドファンディングを行っている。

ATSX1000横浜大会のチケットを購入検討している方は、是非ともご協力をお願いします。


アイスクロスの概要はコチラから。

さてさて。話は変わりまして。

今回のATSX500は日本から5人が出場。
(6名エントリーしていた)

それぞれの思いがあり、この大会に参加した。

個人的に感想というか、リスペクトしていることがある。

それは

森 滋 選手です。

バックグラウンドは、インラインスケートです。

紹介文
高校2年でウィルソンジャパンとプロ契約2002年に全日本大会優勝、ナイキdocomoマクドナルドなど多くのCMやMVに出演する。
映像に興味を持ち音響映像の専門学校に行き最優秀卒業作品賞に選ばれ、現在はイベント&映像制作会社のディレクターをしている。

昨年の横浜大会は惜しくも出場することが出来ませんでした。

95%の選手が興味本位だった中、森さんは本気でした。
悔しそうにしている姿は、人一倍でした。
それは、競技者なら肌で感じます。

僕が、最近感じるのは、意外と一生懸命、継続して出来る人間は非常に少ないということ。

森さんは、1年間継続して練習し続けました。

都心では高いスケートリンクを貸し切ったり、ビジターの限られたスペースで練習していました。

そして、今シーズンの横浜大会に出るために必要なポイントを取りに、オーストリアまで来ました。

ATSX1000の出場枠をかけて。


少し脱線しますが、アイスクロスに必要な要素。

1.アイススケートのスキル
2.スケートパークなどのセクションのスキル
3.アルペンスキーなどの滑降スキー種目のスキル

この3点が非常に大切になります。


今回のオーストリアのコースは、ナチュラルリュージュのコースを半分使う、高速ダウンヒル。


最終セクターでは、50キロオーバーからの凹凸ブレーキングが必要となり、インラインスケーターには不利なコースレイアウトです。

1.アイススケートのスキル

最も大切で、一度コントロールを失えば、生身で壁にクラッシュする。

そんなコースでした。

11月に一緒にアイスの練習をしたときに、まだブレーキングしながらのターンが上手く出来ていませんでした。

そこから、1ヶ月の練習で、今回のオーストリアのコースでLCQ
(ラスト・チャンス・クオリファイ)
33位〜90位までのレースで勝ち上がり、決勝の64枠に残り、60位に入ったことは、素晴らしい努力の証だと僕は思います。

そして、1番大切な、経験と言う大きな財産を得て、これから更に飛躍するように頑張るのが、大変でもあり、楽しいところだと僕は思います。

共に戦う、日本人が増えたことに感謝し、少しづつ仲間を増やしていけるように、頑張らなければなりません。

チャレンジに年齢は関係ない。

日本人は年齢で区別しようとしすぎです。

次は、海外に出ると言うこと、海外遠征の仕方などなど。

書きたいと思います。

では。

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