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RedBull Ice Cross Championship2019-2020開幕

長いオフシーズンが終わり、僕自身2年目のシーズンがスタートした。

昨シーズン、何もかも分からないまま飛び込んだ、新しいアイススケートの競技。

戸惑う事も多くあったが、世界各国の仲間に支えられたことに本当に感謝している。

ルーキー368番
1シーズンを終え、世界ランキング49位、年間チャンピオンシップは48位だった。

1位以外は評価されない世界。
49位と言うのは大した事じゃないし
金にならないのに何故?と思われても仕方ないのは分かっている。

実際、金にはならない。

活動費をつくる為に、大好きな車を売却した。
生産終了して価値が上っていく貴重なスポーツカーだ…

車は後からでもお金があれば買えるかもしれない。

しかし、今できる事と時間は限られている。

スポーツを通じて、素晴らしい仲間が世界各国に出来る。

真剣勝負の世界に、お金では買えない価値があると僕は信じている。

年齢も36歳を迎え、64位以内では3番目に年長者だ。

チャレンジすることに年齢は関係ない。

アスリートとしては勿論。
次世代の子供達に、アイスホッケー以外のアイススケートを使ったスポーツの場を作る。

日本から将来のオリンピック金メダリストを出すこと。

RedBull Ice cross championship
ATSX500
Austria🇦🇹

ナチュラルリュージュのコースを半分使う、高速コース。

今回、僕のトップスピードは54キロでした。

予選映像

トップスピードからのブレーキングがキーポイントでした。

予選1本目
スタートでバランスを崩し、オーバースピード壁にぶつかり失敗。
無難にこなした2本目もタイムが伸びませんでした。

1本目 34.40
2本目 34.05
予選24位

ビデオで解析すると、1本目が壁にぶつからなければ、予選10位以内もあり得る内容だっただけに悔やまれます。


ただ、今年のテーマは
(守らず、攻める)
経験上チャレンジするからこそ見える世界があると思うからです。

去年は参加するだけで精一杯だった。

今年は一つでも上を目指してチャレンジする。

ATSX1000以外のレースは、ナチュラルアイスです。
アイスホッケーで使う屋内リンクのように綺麗な鏡のようなアイスコンディションではありません。

更にダウンヒル。これが超難しい所です。

予選では使えるラインも、決勝4人で走ると変わります。

絡みながら1コーナーに突入する写真です。
ある程度の接触は許されますが、激しいコンタクトは失格になります。

決勝4人レースの場合は目まぐるしく変わる状況に対応する必要があります。

決勝ベスト32

スタートで遅れたが、最終セクターまでには挽回し、最終コーナー手前では追いつきました。

何処で抜くかは、前日から考えていたので、予定通りでしたが…

リズム+前が見えない

1.前の選手とブレーキングポイントが違う。
2.前が全く見えない。

結果
転倒して4着。
決勝28位

上位2位までが、次のラウンドに進出。
3位では次に行けません。
4位だと、リザルトが予選結果よりも落ちます。

3位で終えれば16位〜20位の間のリザルトを獲得できました。

結果転倒して4位。

ミス待ちを選んで、仕掛けず3位。
or
チャレンジして、失敗して4位。

僕は今年はチャレンジします。
1位以外は皆敗者。

無難にこなしても成長しない。
チャレンジするから成長する。

そう信じて。

今回、アイススケートの練習回数が5回で臨んだ開幕戦でした。

自分のウィークポイントである、スケートパークの要素は練習して来ましたが、今回のコースはスケートパークより、完全にエッジワークの方が大切なコースです。

スタートが全然ダメで、完全に氷上の練習不足が露呈する結果でした…

日本アイスクロスダウンヒル協会
クラウドファンディングの協力お願いします。
長野でATSX250大会を開催する資金になります。
https://www.makuake.com/project/japanicecross/

次はフランス🇫🇷
頑張ります!


では。


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