まっかちん(山浦まさか)

日中通訳/翻訳・ライター・編集。茨城出身、今は25歳年上の事実婚夫と5歳息子と東京の東に住んでいる。趣味はバイオリンと料理。

建前って嘘をつくことでしょう?

結婚は好きな人とするべきもので、だけどその人を好きじゃなくなってしまってもなんとなく続けるべきもので、っていうルールに、どうしても乗れないなと最近気づいてしまった。

でも世の中には、「そりゃあ(どこかしら)好きだからしてるさ」っていう顔をしている人がたくさんいるのだなと個人的には思う。

それってタテマエでしょう。建前は「日本の中で、ついてもいいとされている嘘」と中国人ユーザーがTwitterで

もっとみる

こころの柔らかい部分は後頭部にあったのだ

(おわりまで無料で読めます)

わたしは事実婚だけれど結婚しているので、夫以外の男性と性的関係をもっては法律違反ということになる(この点、よく誤解を受ける)。

26歳で結婚したのだが、その時の自分にとっては、性的な関係を持つことはもっとも親しくしていることの証明だった。しかし時がたつにつれ、それは親しさの表現ではないのかもしれないと考え始めた。

夫はムードを大切にする種類の人間だった。性的な交

もっとみる

好きの定義とかたしかめるくらいなら捨てちゃってもいいと思うのに

(おわりまで無料でよめます)

「この人信用できるなあ」っていう思いと「好きだ」って思い、たぶん私にとっては等しい。

自分の開示したものがだいたい肯定されるだろうと期待できる。もし否定されてもその否定という意見にも価値があると期待できる。そういう判断を与えた相手を、私は「好きな人」ってカテゴライズしている。

そこに恋愛感情が発生しているかどうかっていう観点でいうと、「この人の代わりになる人はい

もっとみる

97歳の誕生日に聞いた山形のマラソンの話

夫は今年58歳なのだけど、三人兄弟の末っ子で、父親39歳の時の子供らしい。なので、息子のおじいちゃんは今年97歳。

昨日、誕生日だった。私が保育園の子供をピックアップしたあと、なんとなく駅まで夫を迎えに行った。夫はお父さんが誕生日だから実家によりたいんだという。駅で誕生日のことを思い出したらしい。私たちは夫の実家のすぐそばのマンションに住んでいる。

○○○

きのすけ、という名前の息子の祖父は

もっとみる

恋愛なんて、さっさと降参しよう

(最後まで無料で読めます)

人を好きになって、その特別感にまみれることを恋愛と定義しよう。

感情のバラエティが豊富になるという意味では、とても有意義だけど、こんなに合理的でないものを、古今東西人類が繰り返している(らしい)ことは冷静に考えれば衝撃的でもある。

スマホなんて手に入れちゃった今なら、何度でもやり取りしたメッセージ(それ一週間前のだぜ?!)見返して、特別な親密さが読み取れるようなと

もっとみる

ついついしちゃう、答え合わせ

(おわりまで無料で読めます)

気になる人のことばって、いちいちいちいち、気になっちゃう。

さよならした直後にまたねってきたメッセージ、あの裏にはわたしへの好意があるはずだ、とか。

おやすみっていってそのうしろに期待していた絵文字がついていた、だとか。

***

でもね「好きだよ」って言ってくれないの。

「私のこと好きか嫌いかこたえよ」って言ったら、たぶんなにがしかのリアクションはあると思

もっとみる