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2018年1月台湾のゲームショウに参加して感じたこと(Taipei Game Show 2018)

★この記事のまとめ★
2018年1月に台湾台北を訪問したまおっちによる雑感です。ゲームについては語っていません。
(参考)台湾のゲームショウTaipei Game Show 2018が台湾台北市で開幕

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しゃんぷー(以下、山):一か月くらいたっちゃいましたが、1月に行った台湾どうでしたか。

まお:天気が印象に残ったね

山:天気(笑)そんな特徴あるんだ(笑)

まお:あと照明がなんだか暗くてレトロで、そこは中国(メインランドチャイナ)といっしょだなとおもった。

雰囲気はたとえていうなら…10年前、20前の日本って感じかな、名古屋みたい、大きい地方都市っていうか。

山:(あれ、この人日本きたのいつだっけ…まいっか)

まお:台湾人はさ、やさしんだよ。島だし、大陸からのプレッシャーがあるから。自分たちで団結しないと、みたいな気持ちがあるんじゃないかなと思う。

101のスタバでお茶してたら、鞄がとなりのひとの邪魔になってたんだけど、「いや~ごめんね!ほんとごめん!」みたいな感じで(指摘してくれて)、お互いに許しあうっていう雰囲気があって。そういうのが日本とは対照的。

■日本のインバウンド市場が年々拡大している今、台湾のトレンドについて簡単に語ってみてください

山:まおっちは本業でインバウンド需要とりこみに関する施策に携わっているわけだけど、台湾人と中国人と、日本旅行について傾向とかあると思う?

まお:台湾からの旅行客って秋葉原とかメジャーどころが好きだなあと思う。中国からの旅行客は、リピーターが増えていてやっぱりメジャーどころへの関心は全体でいうと減っているんではないかな。

山:コンテンツのトレンド的なところでいうと?

まお:もちろん台湾も中国も今動画がブームなわけなんだけど、内容はミニドラマ風、ドキュメンタリーというかショートムービーというか。ホームドラマとか学園モノみたいな、ストーリー性があるのが(台湾では)好まれているよ。

日本っぽい即興的なコントは受けは…正直あまり良くないと思う。台湾のひとが喜んで見る動画のストーリーって、一目見て「アッ楽しい!」っていうポジティブな気持ちを起こさせる、っていうのが基調にあると思う。

■参加したイベント、台北ゲームショウ2018はどうだった?

山:じゃあ最後に本題なのだけど、タイペイゲームショウ2018はどうでしたか??

まお:日本企業に関して言えば、日本企業はもっとダイレクトに現地の企業と接触していかないと、結果として、現地の強い会社とのコネクションができない、ローカルな案件をとれないってことがあると思う。

イベントに参戦していてもなお、その食い込み具合が足りないな…というのが正直な感想。

現状だと、反対にローカルな会社が日本の案件をとりたいなと思っても、現地の広告会社とか媒体社を通さないとみつけられないみたいなところがあって、日本企業にとっては機会損失にもなっているところがあるはず。

ゲームの分野に限らず、旅行とか化粧品とか、商機は少なくないよね。

山:そうなんだ。出展者にはどんな特徴があるの?中国の会社が多い?

まお:表向きは台湾のゲーム会社のようなだけど資本は中国…という会社が結構あって、そういう会社って「陸資」(ルーズー、大陸の資本の意味)と陰で言われたりする。

台湾は「純台湾製のものを誇りたい」という気概が強いように思うけど…資金力では結局、中国大陸には勝てないという意識のうらがえし、ということだと感じるよ。

ただ電子製品とフルーツは、台湾もかなりの競争力があると思う。

山:そ、そうなんだ…ワックスアップルとかおいしいよね。また中華圏の話、楽しみにしてます

まお:はーい


(つづく)

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