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【終演しました】ノアノオモチャバコpresents『コノマチノナマエハ?』

またひとつ舞台が無事に終わりました。走り切ることが目的ではないとわかっていながら、こうして幕が降ろせることに少しの安堵を覚えるのは事実です。ラストの自分の台詞に、こうも勇気づけられるとは。心が動いて、よかった。心が動いていないと、相手の心は動かせないから。まだ、心があって、よかった。もっともっと動かして行きたいなと思いました。

湯呑をはけるシーン

新劇団員として、あれやこれやとしていたかと思いきや、私の処理能力・実務能力は残念ながら劇団員に向いていないらしく、ムードメーカーで居てくれればいいよという、悲しくも嬉しいお言葉を寺戸さんからいただきました。9月、10月と連続して上がる板があったのは、個人的にも喜ばしいことで、心の雪解けを感じ、失ったものを引きずるのではなく、また新たに積み重ねていけばよいんだと、気づかされました。座組のみなさま、観客のみなさまのお陰で、ここまで来れました。心より感謝申し上げます。「ノアノオモチャバコ」というカンパニーが更なる飛躍をするための翼として、もがいていこうかなと思いました。来年の公演も楽しみにしといて下さい!!!

大きな声を出して怒られるシーン

ちょうど稽古が始まって数日後から、私はメンタルクリニックに通うことになりました。本当は夏ごろから通えたらよかったのかもしれませんが、思うように動けないことや、都会の闇が深く、初診がなかなか取れないこともあって、このタイミングとなってしまいました。

案の定、抑うつ状態にあり、それもなかなかの高得点を心理検査でたたき出してしまいました。数値ではかられることで、ある意味自分の状態を再認識することができ、漢方、抗不安剤、睡眠薬などに頼りつつ、日々をつとめて平穏に過ごすことを、まずは頑張ります。

重力に逆らうシーン

公演を振り返ると思いきや私的なことばかりになってしまいました。振り返ろうにもまだまだ配信中なので、振り返るにはまだ早いかな。配信の予約については劇団Twitterをみてください。

ほいで、今月の秋田への公演に向けて昨日から動き始めました。いやはや、気づいたら師走になっちまう。駆け抜けるぜ。

横浜でやったフェスで出会った子と同じ板の上に立つ。こんな嬉しいことはないね。

何にせよ、日々、健やかに。みなさまも。

へば、また。

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