いでよ、脂肪腫。

好きな人がバカにされたり、中傷されている事実。
それを知ってしまった時は、非常につらい。

しかし、それ以上にもっとつらいことがある。
それは「好きな人の願いや夢が阻まれてしまうこと」だ。
それを目の当たりにした時、わたしは悔しくて悔しくて涙が出た。

ある事柄の判断について、熟考して出した決断があるとする。
それが正しいか正しくないかは今は分からない。
それでも、その先の未来を信じてみてもいいと思って行動した人がいたとしたら。
彼らの未来の途中に横入りし、これまでの積み重ねた判断を「0(ゼロ)」に戻して良いのだろうか。

今の日本を見ていると、目のふちにできた脂肪腫を潰して出している時に近いものを感じる(マニアックな例え)。

話が寄り道するが、わたしは3年前ほど、目の淵に脂肪腫ができてしまい、それが大きなしこりとなって下まぶたが腫れていた。
眼科で診てもらい、医者にしこりを出す必要があると言われた。
さっそく治療に取り掛かった。
しこり部分に針を押し当てながら取り出す方法。ちなみに麻酔はない。
やったことがある人なら共感していただけるだろう、あの地獄のような時間を。針の圧力に負け「プチンッ!!ムニムニッ」と出てくる脂肪腫たち。
針が目に突き刺さる痛さのあまり、もれなく「オギャーーーーー!!!!」と絶叫してしまう。
あの針地獄を経た者と経てない者では、おそらく人間の成熟具合に大きな違いが出てしまうかもしれない…。

わたしの痛くてつらい病気・怪我ランキング4位(これで4位…)の話に脱線してしまったが、元の話につながっていく。

世の中で起きている許しがたい問題が次々と表に浮かび上がってきて、それに腹を立て、抗い、現状がおかしいことに気づいた一部の人たちが新しい価値観で戦おうとする状況。

これは今まさに脂肪腫が出されている最中なのではないか。

週刊誌、事件、コロナなどのたくさんの社会の針が、日本をあらゆる角度から圧し、汚く醜い実態を押し出している。
とっても痛くてつらい治療の最中なのかな。んー。
すべての老廃物が出きったら、気持ちよくなれるのだろうか。

わたしの好きな人たちが好きな夢を見られて、
懸命に努めている人たちが報われて、
必死に生きている人たちの笑顔の時間が少しでも増えてほしい。

日本の政治がするべきことってさ、憲法の実現じゃないん?
なにがクリエイティブじゃっ。

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