京都をかじる ー建築編ー

京都に住んでいて(まだ3ヶ月)いいなと思うところは、今でもレトロな建築が点在しているところ。
三条通りには、似た建築が三つほど間隔をあけて建てられている。
うち二つは中京区郵便局と博物館になっていて、もう一つは忘れてしまった。
オレンジ色のレンガで造られた様子は、このころに西洋文化が入ってきたんだろうなーと、歴史を調べてないので何も言えないが、そんな気がしてる。
シルバニアの「あかりの灯る大きなおうち」みたいでとても可愛い形と色をしている。
何十年も現存できる建築ってすばらしいな、構造的に、技術的に。

鴨川の近くには、安藤忠雄が設計した「タイムズ」という商業施設もある。
以前、建築系の大学に通う後輩に案内してもらって見ることができた。
で、昨日、会社の先輩に聞いた話だと、シートで囲われていたらしい。
コロナの影響もあってか、テナントが出ていっているようだ。
もしかしたら潰れる可能性もあるのかなと思うと、もったいないなと思う。
かなりオシャレだったもんなー。住めるなら住みたい。

あと、烏丸御池駅から直通のところに「新風館」という隈研吾が外装デザインを担当した商業施設兼ホテルがある。
けっこう有名で、毎日割と観光客が多く、写真スポットとなっている。
私は煉瓦造りの部分が好きなので、木材部分はあまり興味はないけど。

でも、古いものからあたらしい建物まで共存している京都は、見ていて楽しいなと思う。商業施設を目的とした建物だとテナントの維持が必要だから、いくらかっこいい見た目であっても潰れてしまう惜しさがある。
建築が終わりを迎えるその前に、ちゃんと見ておきたいなと思いました。

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