川村真司 / Masashi Kawamura

Whatever CCO / WTFC CCO / Design Design Mus…

川村真司 / Masashi Kawamura

Whatever CCO / WTFC CCO / Design Design Museum 顧問。広告、テレビ番組、MVなど様々な制作活動に従事。Creativity「世界のクリエイター50人」やFast Company「ビジネス界で最もクリエイティブな100人」に選出。

マガジン

  • Whatever's Project

    • 33本

    Whatever memberのプロジェクトに関するnote

最近の記事

ストップモーション時代劇映画を作ってます🎥

やったことないことにチャレンジするのが大好きな僕ですが、実は今、はじめて企画・脚本・監督する長編映画のパイロット・フィルムを、Whatever + ドワーフ + TECARATというチームで制作しています! 作品は『左・HIDARI』というタイトルのストップモーション・アクション時代劇で、実存不明な伝説の彫刻職人「左甚五郎」の物語を、彼の作品と同様に木彫パペットを使って描くコマ撮りアニメーション作品になります。(こちらのテスト・アニメーションを是非ご覧になってみてください!

    • クラウドファンディング遍歴と、そこから学んだ活用法

      いきなりですが、クラウドファンディング好きですか?僕はどうやらメロメロみたいです。気づいたら、そろそろCFのプロに認定されてもいいくらいクラウドファンディング(以降CF)を活用してきました。好きすぎて、数えたら8個もCFを立ち上げて、ありがたいことにその全てを成功させてきました(うち4つのプロジェクトはKickstarterのProjects we loveにも選出されました)。あまつさえ、今9個目のCFを公開中だったりします。そんなに活用してるんだったら、そろそろ過去のCF

      • PERPANEPはどうやって生まれたか

        この度コクヨから、弊社でネーミング・ロゴ・ビジュアルディレクションといったブランディングをお手伝いさせていただいたPERPANEPという「紙とペンのマッチング」を考え開発された商品シリーズの発売がスタートしました!打ち上げとかができないこのご時世、代わりの一区切りにと、本プロジェクトのAD/デザイナーの「ジャガー」(名前の由来は内緒❤️)こと高谷優偉と一緒にお酒片手にネーミングとロゴ開発の過程を振り返ってみたいなと思いました。ネーミングやロゴ開発をされる方の酒の肴となれば

        • ビジネス + クリエイティブ

          雑誌Forbesと一緒に考えてみたさまざまなご縁が重なり、雑誌Forbesでビジネスとクリエイティブについて特集するということをお聞きし、その企画や全体構成についてWhatever(←弊社サイト、デザインをリニューアルしたので覗いてみてあげてください🙇‍♂️)が微力ながらご協力させていただきました!さらには僕がナビゲーターを務める形で「VOICES FROM CREATORS」というコーナーも担当させていただいてます。 Whateverはヘンテコなものばかり作り続けているの

        ストップモーション時代劇映画を作ってます🎥

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        • Whatever's Project
          33本

        記事

          Minute Mint はどうやって生まれたか

          十数年間、寝かせてたアイデア:僕は突き詰めると、誰も作ったことのないモノや、世界を新しい視点でみれるようになるアイデアが好きみたい。そして、それもこれもアイデアを思いつくだけではダメで、ちゃんと形になって世の中に出ないと意味がないと思っています。だからドンドン新しいアイデアは実現していきたいと思ってるし、変なもんばっかり作ってるから、一見思いついたそばから片っ端に作りたいものを作っているように見えるかもしれない。でも、実はそうでもない。作らずに寝かせてるアイデアが実現する

          Minute Mint はどうやって生まれたか

          2020年の仕事レビュー

          最凶の年2020年。公私共に悲しい出来事がたくさんありましたが、仕事的には苦難の中でも前進はできていたような気がします。そんな2020年のWhateverの仕事を個人的・CCO的目線でざっくり振り返ってみました。 ローンチした全プロジェクト(公開順):(匿名のもの以外の詳細はwhateverのサイトで見ることができます。) Uber Eats Taipei 101 ☆デザインミュージアムをデザインする(x10本) かいきょうパトロール ★X社インタラクティブ映像インスタレ

          2020年の仕事レビュー

          コロナ禍のクリエーション

          コロナコンニャロー!コロナ禍に翻弄され続けた禍々しい2020年もそろそろ終わりに差し掛かってますが、一向に明るいニュースがないまま新年を迎えることになりそうで非常に凹ましいコンニャロー。でも凹んでばっかいるのもコロナに負けたみたいで癪に障るから、何か前向きになれることを考えねばいかんコンニャロー。せめて今年残り数日間は、脳を強制ポジティブシンキングに持っていくこととするコンニャロー。 (↓以下、ポジティブ。) 疫病が流行るのはまったくもっていいことありませんが、全世界を包

          コロナ禍のクリエーション

          「お店」でしかできない表現

          コロナ禍が続く中、改めて「リモートで可能なクリエイティブプロセス」以上に、「共有できる空間の必要性」について考える機会がたくさんある。弊社の水玉社長こと富永もなんか「場所を持つ重要性」の話をしていたのを横目で見ていたからではないですが、最近では特に「場所がある」ことで生まれる表現や、成立しうるチャレンジというものがあるような気がしています。 研究室でしかできない表現、工場でしかできない表現、大企業でしかできない表現…。「でしかできない」という言い回しは若干語弊があるのですが

          「お店」でしかできない表現

          行かずに、行こうぜ!

          世界的に、コロナウィルス対策のためいろんなイベントが中止になっている。これまでで何が一番凹んだって、せっかく再結成する気になってたRATMが一回もライブやれてないって事実…。Fuck you I won’t do what you tell me! という叫びが聞こえてきそうですが、単なる反動でのイベント強行は言語道断だし、はたまた言われた通りの自粛・自制は猿でもできる🐒だから今はむしろコロナの制約がある環境だからこそ実証実験できるメソッドや、発展させられるコンテンツや技術に

          行かずに、行こうぜ!

          らくがきARがどうやって生まれたか

          Whateverが自社プロダクトとして企画・制作したiPhoneアプリ「らくがきAR」。8/1日に公開して、瞬く間にApp Store無料&有料アプリ総合ランキング1位(中国・韓国・台湾・インドネシア・マレーシア・シンガポール・タイ・ベトナムの有料総合ランキングでも1位!アジアで大人気!)になるほどの話題となっています。今回は普段の独り言ではなく、らくがきARをはじめとした「らくがきプロジェクト」をリードしてきた弊社クリエイティブディレクター宗佳広とプログラマー岡田隆志を迎え

          らくがきARがどうやって生まれたか

          はじめてお店をはじめてみる。

          突然ですが、お店はじめました🛒その名も、New Stand Tokyo。7月28日、六本木7-2-8にオープンというなんだかナニワだらけな開店ですが、特に関西は関係なく、どっちかというとNew Yorkをルーツとしています。 New Standってなに?本国アメリカのNew Standは、NYで生まれたリテールスタートアップ。もともとは老朽化し始めていた地下鉄のnews stand(新聞売店)をアップデートして生まれ変われせようというアイデアから生まれました。一号店は本当の

          はじめてお店をはじめてみる。

          ポートフォリオ、つくろうぜ。

          …また…やっちまった…。 個人のポートフォリオサイトが、また消えていた😭 というか結構長い期間オチていたらしい…。 最初のサイトの時はドメインの更新を忘れて、気づいたら謎の赤ちゃんサイトになっていた👶 そして今度は、契約してたお安いサーバーがいつの間にかサービス停止となり、データが全部なくなった。pageokじゃねーよww そんな僕が言っても微塵も説得力ないですが、ポートフォリオサイトは、クリエイターにとってはとても重要です。日本のクリエイティブ業界(この呼び名が嫌いなの

          ポートフォリオ、つくろうぜ。

          Pro bono like a Pro

          コロナへの対応が世界的にも三歩進んで二歩さがるチータ的な状況で、依然として息が詰まる暮らしが続いています。弊社では元からリモートワークが日常的な仕事の仕方だったので、その違和感は幸い少ないものの、各国にあるオフィスから日々コロナ状況が入ってきていて、今しばらくは耐え忍ぶ時間が続くのかなと感じてます。 そんな中だからこそ、アイデア考え野郎の性分的に、僕らにもこの状況下で何か少し世のためにできることはないだろうか、とモヤモヤ考え始めてしまうわけです。俗に言うPro bonoプロ

          Holiday Every Day

          先日noteに書いた「毎日が祝日になるカレンダー」ですが、作者の河本さんからご連絡をいただき、超スピードでコラボして、なんと2週間で商品化してしまいました🎊早っ! https://kenkawakenkenke.stores.jp/items/5e32e99cc78a532952602767 アイデアが被ってしまった際に、こういったコラボにできるケースが増えるといいいなと思い、事の次第を書き残しておきます。無駄に「パクられた!」と思ってしまう前に、そのアイデアをより良い形で

          Everything’s been done before

          人生初の手術のため入院しました。首をクパーッといきました。40年生きていると、さすがに体のどこかに不調がでるものですね。幸いそこまで大事ではなかったので、今は退院して回復に励んでいます。声がサッチモ(日本のバンドじゃない方)みたいになってる以外、わりと元気です。会社合併とかもあり昨年頭から日本にいて、たまたま人間ドックを受けたら見つかった病気だったので、新会社作ってよかったなぁとシミジミ思います。ニューヨークにいたら間違いなく見つからなかった&法外な医療費を取られていたはず…

          Everything’s been done before

          Make whatever. Rules, whatever.

          突然ですが、弊社Whateverでは、「Make whatever. Rules, whatever.」を社是として活動しています。日本語にすると「なんでも作るぜ!その方法やルールは(実現できるんなら)なんでもいいぜ!」という感じです。メンバーに隠れパンクが多いのが透けて見える社是というか、社否というか... 今回はその社是に恥じない、なんじゃこりゃ?なプロダクトを作ったので、是非みなさまにクラウドファンディングのご支援&拡散のご協力いただきたいと思って筆をとりました。その

          Make whatever. Rules, whatever.