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煩悩を捨て去ること 一日一南無 10日目

生きているといろんな欲が生まれます。これが煩悩ですね。
自分中心で世の中が回っていると考えているから、欲が生まれ、欲が自分を苦しめる、というのが仏教の教えです。

この世では、恨みが恨みによって鎮まるということは絶対あり得ない。恨みは、恨みを捨てることによって鎮まる。これは永遠の真理である。

ダンマパダ 5

渇愛でがんじがらめになった人々は、罠にかかったウサギのように這いずり回る。束縛と執著に捕らえられて、永いあいだ、繰り返し何度も何度も苦しみを受けることになる。

ダンマパダ 342

恨みは自分の思い通りにいかないことへの怒り、何かを羨むという気持ちの現れ。愛に溺れて、必要以上に求めてしまったり、歪んだ形になってしまう。
これらの欲があるから人は苦しむ。捨て去るのだ。
自分中心ではなく、世の中全体の中に自分がいるという考え方をしなさいということですね。


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