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猫がいる職場。

職場に猫がいます、という話は初回記事でも書いたところですが。

特に飼っているというわけではなく、住み着いているというか。
(こう言ってしまうとある程度職種が限定されそうだけども)
何匹かいます。

この2枚は同じ猫(たぶん)。

それで、飼っているわけでなく住み着いてるだけ、ではあるので基本的に人に慣れていないというか、やっぱり警戒心があるんですよね。
もう眼差しが明らかに様子を伺う感じだったり、体勢がいつでも逃げられるような感じです。

そんな状況ですが、やっぱり可愛がる人もいて。
エサなんかあげてしまったり。
それはそれで気持ちは分かるんですけど・・・。

ある日、建物の外からみゃーみゃー鳴き声がするので行ってみると、小さい子猫が3匹くらい親猫に守られていました。
猫は基本的に繁殖力が強いので、家猫だと去勢とかしてあげないとどんどん増えちゃうんですよね。
ですがウチにいるのは半分野生ですから、当然そんなこともなく。
自然の摂理で繁殖していくということになります。

こうして3匹の子猫はすくすく育ちました、めでたしめでたし、といきたいところですが・・・
ある日声が聞こえなくなり。
後で聞いた話だと、3匹とも鳥か何かに襲われてしまったそうです・・・
ちょうど市の動物担当と、どうしようか相談してた矢先のことでした。
ものすごくショックでした。

ペットショップとかに行って、可愛いからという理由で犬や猫を衝動買いして、結局「懐かない」「思ってたのと違う」とかいう身勝手な理由で捨てたり保健所に持ってきたりするケースが後をたたないそうですね。
今回はそんな悪意じゃなく、「可愛いから懐いてほしい」とか、「食べ物がないとかわいそう」とかそういう理由かもしれません。
でも、根本は同じのような気がしてなりません。
「その後」のことまでしっかり責任持って面倒見れるのでなければ、安易にエサをあげるべきではないんじゃないかな、と思った次第でした。

猫の写真を撮るのはとても好きです。
最近は85mmの単焦点で、程よい距離感で撮っています。
でもいなくなってしまっても、それはそれで自然の摂理ですから仕方ないな、とも思います。
かわいそうな猫が二度と現れないよう、願うばかりです。

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