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『宇都宮×LRT』比較!欧州2都市のLRT"延伸"と宇都宮

こんにちは!
MASAKIです(*´▽`*)

今回はLRTで有名な「ストラスブール」と「カールスルーエ」を簡単に比較します💡
比較から宇都宮LRTが目指す未来をMASAKIなりに解釈していきます(*‘ω‘ *)

◇◇◇最初にまとめ◇◇◇
宇都宮LRT駅東側の開通は序章。
LRTを適切に延伸することによって優れた公共交通の1部となるべし!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇

それではまず欧州2都市の基本情報から見ていきましょう!
フランスのストラスブール、ドイツのカールスルーエはそれぞれこんなところです📝

STR_KAL位置

STR_KAL都市比較

ストラスブールもカールスルーエも国境に面するまちです!
2都市間の移動は欧州版新幹線で30分強。国境を拠点にするとヨーロッパはいろんな国に行きやすいです(*'▽')

ちなみに宇都宮市の人口密度は1245人/㎢なので、2都市よりも密度が小さいことになります!宇都宮市の場合は面積が400㎢以上と、2都市に比べ大きいのが特徴でもありますm(__)m

それでは本題に参りましょう、2都市のLRT比較です!

STR_KAL比較表

乗車料金はどちらも1回300円程度、1日乗り放題券があることも分かりますね!
1日乗車券は3回乗れば元を取れる料金設定です。

そして少し難しいですが路線図からは"まちのつくり"を見ることもできます(^^)

例えばストラスブールは中心駅(Homme de Fer)があって、そこから放射状にLRT路線が広がっていること。
お店や観光地などが中心に集まり、居住区域やスポーツ施設などはまちの外側にある都市形態となっております!
(ちなみにまちの中心部に行くにつれ自動車の入構規制あり)

対してカールスルーエは主要な"線"(Marktplatz~Schillerstr.)があり、そこを中心にLRT路線が広がっているイメージ。
この路線が集中するラインは原宿竹下通りほどの長さで、商業施設や飲食店が軒を連ねています!
LRT全体を見た路線の広がりは"細く長く"、鉄道区間に路面電車が乗り入れることで長距離をトラムが走っております。

実際に町を訪れて分かったことですが、カールスルーエは居住区がとにかくだだっ広い!
一応町の中心地に合わせてマンションなどは立ち並んでいますが、それでもかなり広範囲に位置しています。
LRT路線がくねくね曲がっている場所は人口密度がかなり高い場所であることも分かりました。

どちらの都市も人口にさほど変わりはありませんが、そのLRT配置の違いはしっかり各都市の形態をカバーしていました。
共通することは両都市ともにLRT路線の延伸工事を現在も行っていること。
今でも十分に便利な都市交通LRTですが、市民の声や将来のまちづくりを考えて適切に延伸を行っているとのこと。
「LRTができるとその便利さに気付き、路線延伸を望む声が聞かれるようになる」と言うのは大きなポイントではないでしょうか(>_<)

さてここからは宇都宮の話です!
現在宇都宮で着工されているLRTの路線は以下の通り、駅東側となっております。
始点終点は「宇都宮駅東口~本田技研工業株式会社北門前」、特に宇都宮駅東口は野村證券株式会社や建築家『隈研吾』さんを交えた大規模な開発をしております✨

LRT運行ルート_宇都宮市

出典:宇都宮市ホームページ(https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/kurashi/kotsu/lrt/1013029.html)

宇都宮駅東口_解説

出典:トラベルWatch(https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1165760.html)

注目すべきは「宇都宮LRT駅東側整備は序章」であること!
先述の2都市を見たように、LRT路線はまち全体に適切に配備され、市民が利用できる公共交通となって初めてその本領を発揮します。
駅東側の整備が終わると次は駅西口、そして次は大谷まで…という具合にその配置は増えていき、そこで徐々に利便性が高まっていくのです(-ω-)

そしてそのために必要なのが「宇都宮駅東側LRTの成功!」という看板👑
東側が失敗となれば市民も各方面の組織も、駅西側やその地域への延伸を許してはくれないでしょう。
だからこそ東側のLRTは成功させて、次に繋ぐ必要があるんです❕
それが変わりゆく宇都宮、ひいては各地方や日本を変えていく一助になると信じております…!

それでは再度まとめます。

◇◇◇まとめ◇◇◇
宇都宮LRT駅東側の開通は序章。
LRTを適切に延伸することによって優れた公共交通の1部となるべし!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇

LRTは宇都宮駅東側のみでは本領を発揮できません。
私は各方面に路線が伸びることによって、LRTが「持続可能な宇都宮」を創ると考えております。
そのためには駅東側の成功が必要であること。
そして成功を導くのは宇都宮市民や若い世代、つまり学生であることを述べておきます!
この記事を読んでいる皆様、ぜひLRTに興味を持っていただければ幸いです(*^^*)

長文にお付き合いいただきありがとうございました!
これからも私やその代表を務める宇都宮LRT学生団体、そして何より宇都宮LRTをよろしくお願いいたします(。-_-。)
それでは、失礼します!

【おわりに】
ストラスブールとカールスルーエの2都市はフランスとドイツの国境。
特にストラスブールは領土問題にずっと曝されてきた地域。
世界が戦争を乗り越え、共存しようと歩み寄ったことにより今回の調査ができるわけです。
世界の歴史に敬意を示し記しておきます🖊

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