危機感から始まった私の転職活動
私の転職活動は、一言で言えば「危機感」から始まりました。それは、2つの観点から抱くようになりました。
① キャリアプラン
私は、入社当初は純度100%でタイヤの「エンジニア」になるつもりでした。それ以外の選択肢は全く考えていませんでした。
初任配属は志望通りタイヤの設計開発に従事することが叶いましたが、入社3年目になって突然、「働き方変革のPMOをやって欲しい」とお声がかかり、「おやおや?」と思いました。当時一番傷ついたのは、「なんかよく知らん部署やけど、頑張って」と言われたことです。
"自分のキャリアの実現と合致しているのだろうか?"
"次の異動も想定外だと、異動するたびにキャリアプランを一から組み直しになるのか?"
そんなことが頭をよぎったことで、自分の経験を振り返り、将来どんな人間になりたいかを考え、そのためのパスを数パターン用意しておくことにしました。
② 成長速度(速さとベクトル)
成長速度=PDCAサイクルを駆け抜ける速度
=意思決定の速度+個人の実行速度(∝スキル)
私は、上式のように成長速度を定義しました(もっといい式あれば教えてください笑)。一つ目の項が支配的であるものの、会社の慣習から、短期間では自分で動かせない変数だと感じていました。
そんな時、全く別業種ですが、とあるYoutubeの動画で自分より年下の人がマネージャーとしてバリバリ活躍されている姿を目の当たりにし、
"これは時代に取り残されてやしないか?"
"重要な経営判断でもないような資料の内容に何日ももめてて大丈夫か?"
といった焦燥感に駆られました。
とはいえ、自分の実行速度もまだまだ成長余地はあるので、上司のFBも受けながら今の業務をできるだけ速くこなすよう努めました。
これらの危機感を抱くタイミングが、29歳という私の年齢では少し遅かったなと、反省しています。そうは言っても時間は戻ってこないので、人生で一番若い「今」動かねば!と言うことで、転職を選択肢の一つとして考え始めたわけです。
この中で一つでも、何か感じてもらえれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?