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ドウホク・士別が私に教えてくれたコト。

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2011年10月から2014年9月までの3年間、私は北海道士別市で地域おこし協力隊として活動しました。 その当時書き溜めていたコラムを先日発見したので、時間は経ってしまいました… もっと読む
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記事一覧

おわりに

嫌な気持ちになる人もいるかもしれないけど、 ドウホクのいいところは田舎なところだと思う。 …

人ひとりの持つ存在感

ヨウコさんとスーさん夫婦は 士別でできた大切なともだちだ。 たまらなくキュートでおちゃめ…

循環

イトウというのは魚の名前だ。 サケの仲間の。 士別に源流があって全国で4番目に長い川、 天…

イノチをいただくこと

士別市内にある、朝日という地区が好きだ。 山々に囲まれたこの地区との関わりは、 関東平野…

ひとりぼっちについて

士別に住むことになる前、 私はJRで函館から稚内まで旅をした。 その途中、 旭川のまちのまん…

かわいい芽

士別にある多寄町という地域の小麦を使った焼酎に、 「恋し羊」(こいしよう)がある。 東日…

夏の真ん中に恋しくなる白

ドウホクの夏は美しい。 山々は深い緑に染まって、空は青い。 夕方には、夕焼けってこんなにたくさん バリエーションがあったんだ!!って、毎日驚く。 陽だって長くて、 19時を過ぎてもまだまだ明るい。 イベントだって目移りするほど山盛りだ。 けれど私はよく、こんな夏の真ん中に 真っ白な冬が恋しくなる。 今見えている景色のすべてが 真っ白だったらいいのにって。 冬のいいところは、いろいろと閉ざされるところだ。 雪の降り方次第では、出かけられる場所が限られる。 運転がへたく

ぜんぶ自分でやらなくてもいいんだ

生まれ育ったまちから遠く離れた とてもさむいまちでの暮らしの中で、 実は私はそこそこ無理を…

確かなこと

お金のはなしはまだまだ続く。 お金がいっぱいあればとにかくなんとかなる。 食いっぱぐれる…

お金のはなし

こどものころから なんだかお金の本質がよくわからなかった。 もちろん大切にしないといけな…

受け取る

私の生まれ育ったまち、浦和は まわりのまちと合併してさいたま市になり、 122万人のまちにな…

いてくれてありがとう

道外にお住いのみなさんへ たとえば、札幌と函館と帯広と旭川。 1回の旅ですべてまわろうと思…

タイミングが合ったら

士別にやってきて いちばん最初にともだちになったのは 「農家さん」な同世代の夫婦だった。 …

はじめに

縁もゆかりもなかった ドウホク・士別に 突如としてやってきて早3年。 ほんとうにいろいろなことがありました。 いろいろな人に出会いました。 いろいろなところに行きました。 いろいろなものを食べました。 いっぱい笑いました。 結構たくさん泣きました(笑) そしてたくさん たくさん、たくさん、たーくさん 受け取りました。 これは、都市部に生まれ育った私が ドウホク・士別で暮らした時間の中で 感じたことのまとめです。 お世話になったみなさんに ちょっとだけ、おすそわけ。