インタビュアーの鯨井啓子です。

リモートワークで、もともと大好きだった家での時間が増えている今日この頃。HSPの私は大きな充実を感じるとともに、特に飽きる気配も感じていません。

「そんなに飽きないなんて、どんなおうち時間の過ごし方をしてるの！？」と聞かれたことがあったので、それに応えるべく自分の日々を観察してみました。

すると、特に目新しいことはしていませんでした（笑）。あえて言うなら、ひとつひとつの暮らしに関わる作業を丁寧にやるようになった。それってどういうこと？を言語化してみようと思います。

五感フル稼働で日常を満喫

仕事に出る時間が決まっていると、なかなかしっかりと日常を味わうことができません。この時間までに終えないといけない、タスクの山に追いかけられることになるのです。そして私は、そればかりが続いていると飢餓感を感じる人間なのだなと自己分析しました。

・顔を洗う時に使うタオルが、やわらかくて気持ちいいと感じる
・自分で作っている洋服の、形と色、素材にテンション爆上げ
・豆を挽くところから、コーヒーの香りをたっぷり味わう
・食事もよく噛んで、素材の味もかみしめる
・食後もお茶など一服し、なんと幸せなんだ、私。と独り言ちる
・ストレッチや散歩をして、血流をじんわりと感じる

そういうひとつひとつに、時間を決めずにじっくりと没入することは、次のタスクが頭をよぎってしまうとなかなかできないことです。毎日全部に没入しないでもいいんだけど、一日ひとつくらいは気持ちよさを満喫したい。それが私の、何よりの幸福なのだ（ものすごいおうし座的！！）ということに気が付きました。

そんな私がオススメできるおうち時間の過ごし方は、ただただ五感を研ぎ澄ませ、日常を丁寧に過ごしてみることです。初夏の気持ちいい陽気は、そんな過ごし方にぴったりな気がします。（知らんけど。笑）朝顔を洗ったり、歯を磨いたりするところからこれをじっくりやってみると、猛烈に時間がかかるので暇な時間は少くともなくなります。通勤時間がなくなって、時間を持て余しがちの方にはまさにオススメの暇つぶし方法！！

ステイホーム週間もまだまだ前半戦。みなさんのおうち時間が豊かなものになりますように！！