本当に仕組み化が必要なのか?

大好きな本の「小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則



何か問題があったときに仕組みで解決するアプローチが正しいとされてる感じを受ける。それはそれで合ってるのだと思う。
人間は必ずミスをするから、ミスが起こらない、
もしくは事前に察知できる環境を用意しようとするアプローチ。

ただ、なんとなくそうなのか?という疑問もあり、
どこのレベルまで下げて仕組み化するのだろうか?
仕組み化もタダではない。コストをかけて仕組み化する必要がある。

で、昔読んだ本を思い出す。

大げさに反応してはいけない
まずいことが起こると、新しい規則を作りたくなるかもしれない。
「誰かが短パンをはいてきた?服装規定が必要じゃないか!」
いや、そうではなくて、短パンをはいてきた奴に忠告すればいいだけの話だ。
規則とはそんなに起こらない状況に大げさに反応した傷跡だ。
一人の間違いに対する皆への罰だ。
こうやって官僚制度は生まれる。誰かがそれを望んだわけではないが、
いつの間にか社の一部となっている。
一つ一つの傷跡と共に。
だから大げさな反応はやめなくてはならない。
ただ一人の間違いから規則を作らないことだ。
規則とは何度でもあり得る状況を想定して作るものだ。

「小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則」より。

何か問題が起こったときに、大げさに反応せず、
短パンをはいてきた奴を忠告できるようにしておきたい。

まずはそこからだ。


常に読み直したい。

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則
https://www.amazon.co.jp/dp/4153200115