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喫茶ランドリー

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墨田区千歳に誕生した「喫茶ランドリー」の日々の出来事。
運営しているクリエイター

#建築設計

新刊 『1階革命』 (著:田中元子/晶文社)Amazon予約はじまりました。副題は「私設公民館『喫茶ランドリー』とまちづくり」。書店は12月20日ごろから並びます。

 この度、晶文社よりグランドレベル田中元子の新しい書籍『1階革命−私設公民館『喫茶ランドリー』とまちづくり」が晶文社より発売されることになりました。Amazonでの予約注文は昨日から、書店での販売は2022年12月20日の予定となります。  表紙は、こんな素敵になりました。表紙絵は、グラフィックアーティストの伊藤桂司さん、ブックデザインはアジールの佐藤直樹さん・菊地昌隆さんにお願いしました。  今回の書籍の位置づけは、田中の前著『マイパブリックとグランドレベル − 今日か

「喫茶」と「ランドリー」なんて面白くない!「コンテンツ脳」を捨てて「本質脳」になろう.

喫茶ランドリーというお店を運営して3年が経ちました。 2018年1月のグランドオープンと同時にたくさんの反応をいただきましたが、その反応は思いのほかに「喫茶」と「ランドリー」の組み合わせで「地域」に「コミュニティ」なんて面白い!といった内容ばかり。 誤解を解かなくてはと、慌てて書いたのが下のnote記事でした。 この記事は、多くの方に理解いただけるきっかけとなりました。 しかし…… その後も、「喫茶」と「ランドリー」「面白い組合せですね!」とだけ感想を持たれている方

これからの新しい「デザイン」、そのイメージを掴もう!人の幸福のために「ゼロをつくる」という意味を「喫茶ランドリー」を通して考えてみた.

先日、ある学生の方に田中がインタビューを受けていて、そこでポロッと学生さんが言いました。 「田中さんがされているのは、ゼロをつくる仕事なのですね」 その瞬間、目から鱗で、インタビューが終わった後も、田中とあれは言い言葉だったね、と話したりしていました。ゼロか。確かにゼロなんだよね。 何のために「デザイン」はあるのか?私たちは日々、仕事を通して、ざまざまなことを「デザイン」しています。そして、世間にはさまざまな「デザイン」に関わる仕事をされている人がいます。そして、常に「