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伽藍洞の部屋

いつも子供たちが帰った後の部屋は不思議な感じがする。

もうその空間を見て哀愁みたいな感情は無くて、シンプルに変な感じ。

少し前までふざけあって遊んでいた空間。

その一瞬がそのまま切り取られて凍りついている部屋の状態。

駄菓子の袋、娘が忘れていった髪をくくるゴム、昨日は一緒に三人で寝た寝た布団。

他にもたくさん。

一緒に新聞紙を丸めて作ったチャンバラ遊びに使う棒、スイカが大好きな息子が食べたスイカの皮がいっぱいのお皿。

十円ガムの当たりくじ。

そんな幸せのかけらが散らばった部屋で今は一人。

でもまたいつでも遊ぼう。

本当に愛してる、大好きだ。

だから別れ際のあいさつはバイバイじゃなくて、またな!と言う。

次はもっと楽しく、もっと自然に接していこう。

不思議と、心の距離感は前よりぐんと近い。

これからどうするかの可能性は未知数。

だから楽しいし、幸せです。

とにかくまずは近しい人みんなをまとめて幸せにするために日々を頑張っていきます(^^)

ここまで読んでくださりありがとうございます。





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