「肩書」と「業務」をごちゃまぜにディスカッションしちゃダメって話。
こんにちは。助田です。
僕が所属するディレ協。日本ディレクター協会でも、Webディレクション協会でもありません。日本ディレクション協会です(´ー`)y-~~
今日は仕事、特にキャリアの話をする上で、いつもごちゃまぜになり、ディスカッションが噛み合わない結果を生む一つの原因になる、「肩書」と「業務」をきちんと切り分けましょうって話です。
ディレ協内でもそうなのですが、割と頻度高めに以下の2つがごちゃませになります。
1)Webディレクター(肩書やらポジション)
2)Webディレクション(業務やら職能)
例えば、「良いWebディレクターとは?」「今後、必要なディレクションとは?」などのディスカッションの際に、1)スタンスで語る人と、2)スタンスで語る人が現れます。
最初は同じような文脈で進んでいても、結局、着地がまとまらない。だってスタンスが違うんだもん。と、Webディレクションの講義やイベント設計している人たちでさえそうなります。
もっとタチが悪いのが「営業」や「企画」というキーワード。営業ってだいじやなー、と、タイムリーにこんな記事も目にしたのもあり、ポストしてみました。
営業や企画を(肩書やらポジション)スタンスで語る人と、(業務やら職能)スタンスで語る人が出会った先に訪れる、ズレという名のかなしみ。
「営業」は必要だ!のケース
Aさん「営業(業務やら職能)はやったほうがいいよ。数字、ビジネス理解をする上でもそうだし、Webディレクションでも必要になる経験だからね。」
Bさん「うーん、営業(肩書やらポジション)いやなんすよねー。スーツ着たくないし、詰められるし、数字に追われるのがつらいっす。」
Aさん「数字に追われるのはWebディレクターでもそういうケースもあるし、例えばフリーになるなら営業(業務やら職能)も必要になるよね。」
Bさん「まあ、フリーになるなら最初は営業(肩書やらポジション)経験必要っすよね・・(でも営業にはなりたくないから僕にはフリーは無理ぽかな。。)」
「企画」をしたい!のケース
Cさん「私、企画(肩書やらポジション)の仕事がしたいんです!でも企画の求人にぜんぜん受からなくて・・。」
Dさん「(企画の求人??)そうなんだ。企画(業務やら職能)だったらうちの会社の求人あるけど興味ある?」
Cさん「これって営業企画(肩書やらポジション)なんで、ちょっと違います。」
Dさん「・・そうか。じゃあ別の企画(業務やら職能)の仕事あったら紹介するよ。(Cさんの言う「企画」とはなんぞ・・の謎)」
「する」と「なる」の混在パターン。
なったらするんだけど、してもなったとは言えない。SとM、いや、S極とN極のすれ違い美学。
文字にするとそうでもない風に思えたりしますが、「やる」とか「経験」とか曖昧に聞こえるので、言葉同士のマッチアップだとより簡単に複雑にごちゃまざります。
ハッとなった方は、今後はきちんと切り分けて、よいディスカッションをどうぞ。
待ってろ今から本気出す。
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