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ピアノの先生の独り言♪#43ピアノの先生に欠けているもの。

ピアノ教室を開講して四半世紀masako pianoです。
ピアノの先生って他の業種の方から見たら、
どんなイメージかなと、ふと考えてみました。

お嬢様?(これは年齢層が絞られるけど・・・)
リビングにお花とグランドピアノ、レースカーテン・・・
これも妄想???笑
一番遠いイメージは、バリバリキャリアウーマン的な立ち位置でしょうか。

つまり、お金を稼ぐとか💰そんなことは恥ずかしくて言えません〜みたいな。
なので、月謝滞納の生徒さんがいても、催促に躊躇する。
ついついサービスレッスンしてしまう。
自分は音楽が好き。
そんな好きなことでお金をもらえているんですもの・・・
だから、儲けなんて考えてません。もらえるだけでありがたいです。

⬆️は全て過去の私です。
ピアノ教室を始めた頃、まだまだ生徒さんも少なくて、
アルバイトに出ようかと思っていました。
でも、夫の一言がぐさっときたんですね。
「主婦の片手間で仕事をするな。」
ピアノ教師というプロ意識を持て。
ピアノだけで稼げるようになれと。
当時の私にはガツンと刺さりました。

そこから、私の意識改革が始まったと思います。
キチンとレッスン規約を作成したり、ホームページを立ち上げたり。
その経緯は#1たった5人〜60人へに掲載してます😊
⬇️

ピアノ先生は、お医者さんや保育士さんのように国家資格は要りません。
自分がピアノ教えようと思ったその日から、
ピアノが自宅などにあれば、ピアノの先生にはなれちゃいます。
ただ、、、それだけでは、生徒さんは来ないし、
来たとしても続かないんですよね。
そして、いつしか開店休業状態になって、
せっかくピアノのスキルがあるのに、離職してしまう先生方をこれまで、
何人も見てきました。

ピアノの先生に欠けているもの。
それは、プロ意識だと思います。
教えることにもっと自信とプライドを持って欲しいです。

ピアノの先生はとても勉強熱心で、セミナー会場に行くと
私より先輩の先生方が、教え子くらいの講師の話を、メモしながら聞いておられます。私も以前はよくセミナーには行ってました。県外にもコロナ前は時間もお金もかけて参加してました。
その心は、やっぱり自分のレッスンに自信がなかったり、
これでいいのだろうか?という気持ちがあったからだと思います。
そして、素晴らしいセミナーを聞いて、やっぱり無理と思ったり、
私も真似しよう!と教材買いまくったり(笑)

今は、たまには参加しますが、それも指導法というより、
新しい教材情報や、先生方にコロナ禍でお会いできなくなってしまったので、
お元気ですか〜〜♪参加でしょうか。
いろいろセミナーに参加しましたが、
結局は私のフィルターを通した指導しかできない訳で、
自分しかできない指導を発見していくことが、大切なんだと思ういます。
演奏技術の伝達だけではなく、
先生のレッスンを受けると元気になれるとか、
そういう付加価値が教室の財産になっていくと、最近ようやく気づきました。

お客さん(生徒さん)に合わせるのではなく、
私(ピアノの先生)がいいと選んでもらえる教室づくり。
そこに意識が向くようになると、
今の自分に何が足りないか見えてくると思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
 

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