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少し賢くなった話

今日は春分の日。
彼岸の中日です。

不器用さがバレないようにひっそり載せた写真のものを、仏壇にお供えするために母と作りました。

これ、なんだかわかりますか?

「下手すぎてわかんないよ」という意見は傷つくので聞き流しますね。

私、これをずっと『おはぎ』だと思っていました。

だから、今朝、母に言ったんです。

「今日おはぎ作るよね?」って。

そうしたら、母は無言でこちらを見ました。

え?私、なんかおかしなこと言った?

私もきょとんとしてしまい、ふたりで無言で見つめ合うこと数秒。

「今日はぼたもちだよ」

母にそう言われても、何を言われているのかわからず、私の頭の中はハテナだらけ。

「・・・もしかして、ぼたもちとおはぎの違いを知らないの?」

母が言いました。

ぼたもちとおはぎの違い?

むしろ何か違いがあるの?

そもそも、そんなこと考えたこともなかった。


ぼたもちとおはぎは、どちらもあんこでお餅(私の住んでいる地域ではもち米)を包んだ和菓子です。

春のお彼岸に食べられるものは『ぼたもち』と呼ばれ、名前の由来は春に咲く牡丹の花だそうです。

一方で、秋のお彼岸に食べられるものは『おはぎ』と呼ばれ、名前の由来は秋に咲く萩の花だそうです。

諸説あったり、他にもつぶあんやこしあんなどの違いもあるようですが・・・。

今日、母から教えてもらうまで、40数年間知りませんでした。

どこかで知らない間に恥ずかしい思いをしてたかもしれません(^^;

今年の春分の日は、少し賢くなりました。

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