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睡眠の質を上げるための工夫⑥深部体温をコントロールする(入浴編)

前の記事で「入眠のタイミングで身体の深部体温が急激に下がれば下がるほど、深い睡眠に入ることができる。」と書いた。入浴も身体の体温に影響を受けるので、入り方や入るタイミングは気をつけたい。

普段、入浴の時間は寝る前の何時間前くらいに入っているだろう。おそらく寝る前1時間前〜2時間前という人が多いのではないだろうか。

それくらいの時間にもなると、深部体温は徐々に下げる準備をしていたい。つまり、あまり熱いお湯に入るのは得策ではない。入浴するときはぬるめ(38〜40℃)のお湯に浸かるようにしよう。

ここで注意なのは、いくらぬるめでも1時間も入ってしまうと、十分過ぎるほどに身体が温まってしまうため、約20分程度浸かるのが丁度いい。

また、シャワーよりもお湯に浸かった方が望ましい。それは、シャワーの場合はお湯に浸かるよりも刺激があるため、やや交感神経が優位のままになってしまう。お湯に浸かることで、それまで優位だった交感神経を緩め、副交感神経優位にスイッチすることができる。

徐々に眠るための準備をしていくのだ。

お風呂の中に本を持ち込んだり、スマホやTVを持ち込んだりせず、お湯に浸かってぼんやり過ごすのが気持ちよくてお勧め。

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