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変化のサインを見逃さない

2019年2月21日(木)

夜、帰宅して食事をした後、ベッドの上で「タロットの書」の「賢者」のページを読みながら、うつらうつらしていたら、電話が鳴った。

北海道に住む、私のメンターからだった。

彼は時々、車の運転をしながら、車内スピーカーをONにして私に電話をくれる。本当に、時々だけれど。

最近はLINEもあまりして無かったので、お忙しいのだと思っていた。

電話で聞いてみたら、案の定、金融のルールが変わるということで、お客様への案内に期限ができてその対応にバタバタしているとの事だった。

「なんだか疲れた。秋頃から、疲れてる。」

彼が「疲れた」なんて言うのは、初めて聞いたかもしれない。なんやかんや、私に対してはいつもかっこいいところを見せてくれるし、疲れていたとしても「あのね、…」と美しい生き様を見せてくれる。

最近は自分の営業というより、後輩のために時間を確保すべく、ほとんど出張は入れていないらしく、「やっぱり僕は飛び回っていた方が、エネルギーが溜まらなくていいのかも」と、東京出張を入れてみると言って、電話を切った。

電話をしている間に、北海道で地震が起きた。

2月、3月は何が起きてもおかしくない。色んな揺さぶりが起きる。無理はせず、だけど、この期間に充分に向き合う。自分に対する知ったかぶりはやめて、繊細なセンサーを働かせる。

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