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みんなで一緒に育ててきた企画

2019年3月8日(金)

1日遅れの日記。

既に記憶がほとんどない。

意識して記憶を辿ってみる。

そうだそうだ、4月から1年かけて、ほぼ毎月開催していたセミナーの最終回だった。

それが分かった瞬間、一緒に動いてくれていたスタッフがみんな拍手をしてくれた。「1年間、お疲れ様でした!」って。

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お客様である企業のご担当者様を集めて、サービスを体験いただくためのセミナーを毎月開催している。

昨年以前も、ずっと開催されていたのだけど、前年踏襲型で「やると決まっているから、やる」というスタンスで運営されていて、集客努力もされていなければ、セミナー開催後の営業やクロージングもなされていなかった。

それに疑問を抱いて、自ら手を挙げて企画運営をさせてもらうことにしたのだ。

それまでは参加者が10〜20名だったのが、初回から40名の定員がいっぱいになった。定員いっぱいになった瞬間に枠を増やし、その枠もまた、定員いっぱいになった。

当日もスピーカーとして、セミナー本編の前後で話をさせてもらう時間を作り、セミナー当日のサービス申込みを得られるようになった。

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東京での開催だけでは間に合わなくなってきたので、地方にも開催するようになった。私の代わりに出張し、地方開催を実現してくれたスタッフもいた。

東京開催分も、私以外の人が司会進行できるようになっていった。

そして、開発担当のスタッフも喋らせて欲しいと言って、お客様の前で話してくれるようになった。

サービスリリース時点では、開発担当者が誰よりも商品に対して思い入れを持っている。このサービスを沢山の人に届けたい。私達は、こんなところにこだわりを持っているんです!!と、伝えたくて仕方がなかったのだ。

最終回では、私が全体の事務局をしながらも、開発担当者がそのサービスのポイントをプレゼンテーションし、管理栄養士や健康運動指導士などの専門職のスタッフが新プログラムの講師を担当した。

営業担当はいかに企業様の状況に応じてそのサービスを取り入れることができるか、お客様に寄り添いながら、導入事例を話すことができる。

まさに、全員が全員の役割を全うして、お客様にサービスの魅力を最大限伝えることができる段階まで、企画を育てることができた。

ここまで多くのスタッフが、協力して動いてくれるようになるとは思わなかった。

これには転機があったことも、記憶している。

開発担当者が一緒に展示会の手伝いに入ってくれた時のこと、ブースにお客様がなかなか入ってこなくなった際に、私がNLPの知見を活かして方針転換をした。

その方針転換をして1分も経たないうちに、ブースにお客様が流れるように入ってきたのを開発担当者が真横で見ていて、かなり驚いていた。

「すごい、雅子さんの言った通りだ。」

彼女はキャリアもあって、私より随分先輩だけれど、この出来事以来、私の話をよく聞いてくれるようになったし、信頼を寄せてくれているように思う。

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1年間、こういうことをやっていたこともあって、4月からは営業企画の仕事に専念することになった。

もっともっと成果にこだわって、もっともっと営業部門や会社にとって有効な施策を立てていきたい。

一区切りの1日。

みんなに拍手してもらえて、本当に嬉しかった。見てる人は、見てくれているんだ。

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