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エグゼクティブコーチング

2019年2月10日(日)

ある経営者の方とのタロットセッションの日。それまでの彼は順風満帆に見えていた。多少影を背負っていたのは、単に事業が忙しいのだと思っていた。

ところが、彼が背負っていた影はいくつかの「裏切り」だった。

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昨日のタロットセッションでは、今まで学んできたこと、体感してきたこと全てを発揮させることになった。

セッションルームの状態を整え、安心・安全の場を創り出すこと。私の衣装もクライアントのビジネスと部屋の雰囲気に合わせた。

彼はとにかく沢山の事を話してくれた。今まで誰にも話せなかったことを吐き出すように、話してくれた。

だけど、良くも悪くも、彼はほとんど事実を話し、そこに伴う感情は抑えているようだった。

ふざけるな!
金を返せ!
お前が朽ち果てるぞ!
戻ってこい!

本当なら、こんなセリフが出てきても良いほどの事が起きていた。

タロットカードに聞く質問がなかなか定まらなかった。なぜなら、そんなものはタロットに聞かずに経営者である自分が考えるべきだ、という思考が頭にあったから。

「このままタロットを使わずにコーチングセッションに切り替えてもいいかも知れないね。」

「それでもあえてタロットに聞くとしたら、何を聞いてみようか。」

彼の事業の歯車が回っていなかったのには、彼が自分のスピリットを無視して、長い物に巻かれることを自分に許してしまっていたり、弱い人間を何とか助けようとして、そのネガティヴなエネルギーに巻き込まれてしまっているからだった。

タロットに聞くなら、彼の純粋なスピリットを思い出させるような、聞き方が良いと思った。

最初のカウンセリングに約1時間を使い、リーディングに1時間となった。

結局のところ、多くのステイクホルダーの思惑に支配されてしまったものを全て取り払った時に残ったものは、とてもシンプルだった。

やっぱり経営者はコーチをつけるべきだと思った。もっと幸せに、もっと自分の感覚に正直に、事業を拡大する手段は全然あると思う。

最終的に彼の肩の荷が、すっと降りた感じがして、嬉しかった。

その後に予定されていたステイクホルダーとの話し合いも、とても充実したものになったと、報告があった。

彼の成功を願って。

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