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ネットの世界で将来のお客様に出会うには

私は地方で暮らしている。

そしてライフコーチとして活動している。

私の対話サービスに限らず、
全般的に無形のサービス対して、
その価値を感じてお金を払う人口が
首都圏より圧倒的に少ない。


会社を辞めて個人でビジネスを始めたと言うと、
何をやっているのか聞かれるのだが、
対話のサービスを提供しているというと、
ふーんとか何それ?とかお客さん来るの?とか
言われることがほとんどだ。


必要に迫られるものではないから、
対話なんてなくても生きていける。

だから、そういうことにお金を払うって
なかなか理解してもらいにくい。


自分の周りで無形のサービスにお金を払いたいと
思う人がなかなかいないため、
私はオンラインで将来のお客様に出会う方法を
選択している。


そもそもお金を払ってサービスを買うってどんな気持ち?


ネットの世界に限らず、
何かを購入しようと思う時、
どんなことを考えて
私たちは意思決定しているのか。


ここでは初めて購入するモノ、サービス
について考えてみる。


①何か困りごとがある
②それを解決してくれる方法はないのかと探す
③いくつかの候補を選択
④サービスの内容、商品の機能などを比較したり、予算内で買えるものか価格を検討したりする
⑤購入

購入までの流れ


モノを購入


最近私は洗濯籠を新しく買い替えた。

それを上の流れに当てはめてみると、

①今まで使っていた洗濯籠(布製)
カビなどが生えてきたりして
汚れが目立ってきたのと、
持ち手の金具との接続部分が破れてきていた。

②洗ったり、破れた部分を補強するより
買い替えた方がいいだろう。

③買いに行くお店を選択
(ニトリ、カインズホーム、ホーマック)

④布製はまたカビが生えそうだから通気性のいい籠タイプがよさそう。
ネットタイプは破けやすくて耐久性がない。

ここで偶然、
籠の下に折り畳み式の足が付いていて、
足を延ばせば籠の高さを上げることができ、
かがんでも腰がしんどくならない
という商品に出会う。
(私はぎっくり腰を最近もやらかしている)
しかも通気性もバッチリ。
(カインズホームにて)

⑤自分では気づいていなかったメリットに
ビビッときて即購入。


となる。


無形のサービス(に近いもの)


美容室選びについて考えてみる。

今通っている美容室は、
かれこれ10年以上のお付き合いになる。
そこに決めるまでの過程を振り返ってみる。

①引っ越ししてしまったため、
以前通っていた美容室に行けなくなる。

②家、もしくは勤務先から通いやすい
新しい美容室を探したい。

③ネットや美容室雑誌などで検索

④立地条件を比較。
また、写真などで美容室の雰囲気を予想して、
自分に合いそうなところにする。

⑤実際にサロンへ行ってみる

※当初見つけたサロンに数回通った。
(可もなく不可もなくだったため)
しかし、スタッフが辞めてしまったらしく、
私が行っていた仕事帰りの夜の時間帯が、
オーナー店長(男性)一人しかいない状態の
お店になってしまった。
それが何となく落ち着かなくて再度美容室探しを始める(→③に戻る)

③’ネットや美容室雑誌だけでは
お店の状況がわからなすぎる。
(美容室はリラックスしたい場所なので、
私は美容師さんとの相性とかを
めちゃ大事にする)

以前東京に住んでいた時に、
バーで1人飲んでいて、
隣の席になった女性が山形の出身で、
東京で歌手活動していた。
そのお酒の席で仲良くなり、
twitterアカウントを教えてもらって
フォローしていたのだが、
(以前個人アカウントでtwitterをやっていた)
その彼女の友人である今の美容師さんが
タイムラインに出てきて、
仙台でお店を開いていることを知る。

④'自分が大事にしたい美容師との相性が
合うかどうかを知ることができない情報で
見つけたお店よりも、
友人の友人なら、相性という意味で、
確実性がある気がすると思い、
そのお店を検索して訪ねる。

⑤その美容師さんは、相性が良くて、
いい感じの人だった。
相談もしやすい→今もずっと通う


2つのパターンを比較して見えてきたこと


共通点としては、購入の段階で、
予想外のメリットとか
思いがけない新しい情報とかがあって、
それが購入の追い風になっている。

違いとしては、モノを買う時は完全に機能など、
モノに付随した情報が購入の決め手になるが、
(人柄などを知る得る情報が無いことがほとんどだからか)
無形のサービスに近いものだと、
機能性(美容師のカット技術など)よりは、
そのサービスを提供する人柄などに
影響を受けやすい。


オンラインでどうやってお客様に出会えるのか


上記を踏まえた上で、
無形のサービスを売っていくなら。

オンラインで売っていくなら。

例えば将来のお客様が、
以下のことを悩んでいるとして。

このままの生き方でいいんだろうか?

なんかいつも物事に追われている感じがして
疲れる。

そんな風にふと困りごとが頭をよぎる。

そして解決策を求めて、本を読んでみたり、
いろんな発信されている情報を
読み漁ったりしているとする。


そういう人たちは、
そもそもコーチングというサービスがあることを
知らない人もいるし、
自分の中にふとよぎった困りごとを
解決するために、
お金を払おうなんて思いもしないかもしれない。



そんな人たちもいる中で、
コーチングでモヤモヤがすっきりしますよとか、
悩み事を一人で抱えない方が楽ですよとか、
そういう一般的に言われていることを発信しても
心には響かない。

また提示された価格を見ても、
どれも似たり寄ったりで、
何をもってこの金額になるんだろうかと
思わざるを得なくて、決定力に欠ける。


だから私は自分自身がどんな人間なのかを
発信することにしている。

どんな経験をして、どんなことを考えて、
どんな行動をとってきたかを
発信している。

何が好きで、何に悩んだかを伝えている。

コーチングがほしいと思って
ネットの世界を探している人と
出会うというよりも、
私の考え方とか生き方に
共鳴してくれる人がいて、
そこで私が売っているのが
コーチングというサービスだと知り、
関わりたいから欲しいと思ってもらったら
購入してもらうという感じ。

前述の購入の決め手になるポイントとして、
追い風になるのは、
表面的に発信されていることではなくて、
自分の心の中にある要求とか要望に触れる
何かに出会った時なんだと思う。

私はコーチングを知っていた状態で、
色んなコーチを発信などから探してみていたが、
今のコーチに決めたのは、
コーチの生き方が好きで共感できたからだ。

コーチの様に生きてみたいと思ったから、
コーチと関わってみて、コーチの考え方に
触れてみたいと思った。
だからコーチの提供しているサービスを
購入した。

私自身もコーチングを受けてきたから、
コーチングの良さとか、
なぜそれにお金を払う価値があるのかを
説明できるけれど、
それは私ならではの観点でお伝えするものだ。


コーチングが何なのかと
一般論で説明するというよりも、
コーチングを通じて私が個人的に
どんな変化があったとか、
どんな考え方をするようになったとか、
どんな生き方に変わったかなどを発信していく。

それに共感した人が自分の周りに
近づいてきてくれて、ゆくゆくは
その中からサービスを買ってくれる
将来のお客様になっていく。

お客様に出会うには、
何ができるかということ以上に、
どんな人間なのか、
どんな考えを持って生きているのかを
みせていくことが大切だ。


とは言え、
何が将来のお客様の琴線に触れるかは
正直わからない。
わからないから、自分で決めつけずに、
なるべく全部出してみるしかない。


自分を見せていく中で、
人柄を見せることで安心の貯金が貯まり、
考え方を示すことで信頼の貯金が
貯まっていくと考えて、
今日も私は発信している。


私が提供しているサービスでは、
例えば、
たくさん抱え過ぎていて身動き取れなくなって
しんどくなっている人が、
自分は何を優先していけばいいのか
見出していくことで
生きやすくなって欲しいと思っています。

体験セッションを受けて、
私との相性をお試しできます。


この話についてもっと聞きたいとか、
私とお話ししてみたいという方は、
公式LINEからメッセージを送ってください。

https://lin.ee/MPFLraa


【まさみ 人生を「面白がる」人/ライフコーチ】
現在:地方で、夫(再婚)1人、子1人、実親と同居。
過去:中学生の頃に2年間海外(シンガポール)住み。
進学のタイミングで上京、DV、結婚、離婚を経験。
転職多数。地元へUターン。
育休中にコーチングを知り、復職1年半後に退職。
ライフコーチとして活動開始。


”踊る”ライフコーチを応援してもらえたら嬉しいです。 私にとってのフラは、趣味というより人生の一部。 踊ることで、人生が豊かになり、また自分の人生経験が踊るフラを深くしていく… いただいたサポートは、フラを楽しむために使わせていただきます。