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両国の吉葉さんに行って来ました。

 もちろんお取り引きさんとの会食です。

 元々相撲部屋だったという建物は築60年以上だとか。
お店としては37年ほどだそうです。
 真ん中に土俵があって、その周りに砂かぶり席という円卓があります。
一角には鉄砲柱があり、実際に使われていたらしい。

 元横綱の吉葉山が開いた道場が元で、のちに宮城野部屋として使われていたそうです。あまり相撲に詳しくないのですが、宮城野部屋は聞いたことがあります。

 今回はそのお席に座ってちゃんこをはじめとするおいしいお料理をいただきました。途中「相撲甚句」という伝統芸能を聞きましたが、コロナの影響もあって通常よりもかなり省略バージョンだったようです。それでも、雰囲気は十分感じられました。

 ただ、結構広い空間にお客様の数が少ないのが、とても残念でした。普段であれば、きっと満員御礼の札が下がるほどの盛況なのだろうと思うとコロナの影響が大きいのだろうと思います。

 正直、プライベートではなかなか来れないところだと思います。

 でも、逆にこういう時だからこそ、気軽に訪れてみるのもありな気もします。お店の方も気さくにいろんなお話をしてくださいますし、一見さんでも楽しめるのではないかと思います。私は完全な一見さんでした。

 今回は、「相撲甚句」でしたが、曜日によっては「津軽三味線」だったり、「ピアノ生演奏」だったりと、さまざまな嗜好が凝らされているようです。ぜひ聞いてみたいと思いました。

 コロナにより、会食自体が難しい状況ではありますが、吉葉さんは、まず、客席が広々しています。席と席の間も空いていますし、席も広く隣の人とも間が空いています。また、天井が非常に高く密にはなりにくいのではないかと思いました。更に、入り口の扉を時々開放しながら換気もしていました。それでも寒さは感じませんでしたね。

 こんな時だからこそ、こう言ったお店での食事を楽しんでも良いのではないかと思います。

 今回はとても貴重な体験をさせていただいたと思います。下町の雰囲気を感じられますし、実際の相撲部屋の中で食事ができるというのはとても贅沢な感じがします。なんとなく敷居の高さを感じてしまって気後れしてしまうところはありますが、実は肩肘張らずに入れるものですね。

 頻繁に行ける所ではないかもしれませんが、今年の締めに訪れてみてはいかがでしょうか。

 今回も最後までご覧頂きありがとうございます。お役に立てたら嬉しいです。

岡本昌巳

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