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落ちこぼれ社会人の転職記録③

 最初に入った会社を辞めてからわずか1年足らずで、3度目の転職をしました。が、それで終わりません。

ここまでの経緯をお読みで無い方はこちらをご覧ください
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3度目だと思ったらもう4度目

 しかも今度はわずか2週間での転職です。飲食チェーンでの勤務でしたが、理由はとにかく嫌だった、それだけです。直感といえば聞こえがいいですが、何が嫌というわけでもなくこの店に来たくない、何か違う、そう思ってしまったのです。
 入社をして数日後には、店内のトイレの個室で転職に向けた電話をしていたくらいです。失礼な話ですね。

 ただ、ここまでくると、転職への抵抗は全くありませんから、何とも思いません。申し訳ないという気持ちはありましたが、すぐに次を決めて退職を申し入れました。結局初めての転職から1年経たずに4度目の転職です。

4度の転職理由とは

 ここまでの転職理由を見てみると、全て違う理由です。転職に対する気持ちと合わせて整理します。

 初めの転職の時は、自分がやりたい事はこれじゃ無い、俺が活躍する場所は別にある、と根拠のない理屈と自信を持っていました。その実、上司との関係がうまくいかず、勢いで辞めたのと、飲食の仕事に嫌気がさしたと言う所です。しかし、転職活動は思った以上に厳しく、思うような職につけませんし、思ったような結果も出せませんでした。
 そもそも転職する上で大切な、自分の意思がなく、自分の才能を引き出してくれる何かがあるというあま〜い考えで動いていたのですから、うまくいかなくて当然です。現実逃避みたいなものですが、初めての転職ではありがちです。

 2度目の転職は、選択の余地がありませんでした。収入がゼロという現実を初めて体験しました。みんなが普通に仕事している中を荷物をまとめて会社を出た時の惨めさはいまだに忘れられません。自分の意思でなく辞めた感じです。

 3度目の転職は、アルバイトという立場の危うさを感じ、改めて社員で働く事を望むようになりました。
 そして、離れたくて離れたはずの飲食の世界に戻る事を決めたのです。
消去法ですね。他の世界が自分を歓迎してくれないから、元ファミレス副店長なら大切にされるだろう、というまたまたとんでもない甘い考えで、転職先を見つけました。

 そして4度目です。今度は理由も何もありません。ただ嫌だから

 いろんな理由があるものです。

 次に入る職場では約2年勤めます。ちょっと落ち着いて働きました。その会社を辞めた時に、ある事に気づくのですが、それはまた次の機会に。

どんな理由であれ、「円満退社」を

 最後に、2週間で辞めた時ですが、きちんと合意の上で辞めています。その辺はクソ真面目に話しました。最近ではメールで「辞めます」とか、場合によっては突然来なくなって音信不通みたいなことが普通にあります。
 最近では「退職代行サービス」なるものを使う方もいますね。何度か経験がありますが、これには開いた口が塞がりませんでした 苦笑

 私がいうのも説得力がありませんが、辞め方って大事ですよ。私は全ての転職でしっかりと筋道を通して、会社の事情を汲んだ上で辞めました。だからこそ、やめた後に顔をあわせても平気ですし、後ろめたさは全くありません。
 メールで、というのは今では認知されつつありますが、やはり無責任です。突然音信不通になるような辞め方をすると、当然その先顔をあわせられないですよね。世間は狭いです。いつどこで元上司と関わるか分かりません。
 いずれも、将来に禍根を残す事になります。

 転職自体は全く問題ではありませんが、最低でも円満に辞めましょう。変に引け目を感じるような辞め方は避けた方がいいです。
 理由はどうあれ、きちんと筋道を通して誰に恥じる事もなく次に進みたいものです。

 今回も最後までお読み頂きありがとうございます。何か一つでもお役に立てることがあったら嬉しいです。

岡本昌巳

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