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夏休みのダラダラから新学期の移行期間にやると、家族皆が穏やかに過ごせる方法

スペインの地でお味噌屋さん起業を目指しているmasamiです。

人間の恐怖や不安について考えたことありますか?

恐怖や不安は”分からない”、”イメージ湧かない”とか”得体の知れない”ものに関しては、本能的に拒否反応が出ます。

何事も新しいものは人間取っつきにくいです。
株式、新法律、5G、仮想通貨。それぞれ実体に詳しい訳ではないですが、必ず「それ怪しいやつじゃない?」って声を上げている人聞いたことありませんか?
きっとそれは、”何なのか分からない”から出た発言だと考えています。

そして、子どもはもっと如実に現れると感じています。

新しい環境に飛び込むのに時間がかかる気質の子どもっていますよね。
7歳の娘が正にそうです。
新しい習い事や、新しい環境・場所では「よく分からないから嫌」になりがちです。
(3歳の息子は姉がいつも一緒なので、臆することなくズカズカ行きます)

スペインの2ヶ月半の長かった夏休みが終わり、9月からは新学期が始まります。去年の9月は娘にとって大きな変化でした。
幼稚園が終わり、小学校1年生の新生活を迎えるタイミングでした。
スペインの学校は9月始まりですので、日本の4月をイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。

昨年、我が家は登校リハーサルを実施しました。
娘の分からないという不安を払拭する為です。

なぜ登校リハーサルのアイデアが湧いたかかと言うと、日本語バイリンガルの勉強をしていた講座で講師の方が言ってた内容からです。
「夏休み一時帰国で日本の小学校にお子さんが通う機会があれば、学校へ行く数日前に通学路を子どもと一緒に歩いてみると良いですよ」
当時は日本の小学校に娘を入れる予定は無いしと半分他人事のように感じていました。

長い長い2ヶ月半の夏休み。生活リズムが乱れ易い。
早起きが億劫になりがちでした。

登校初日に早起きさせるのは良いが、寝不足で起床する娘は100%イガイガモードになること間違いなし。イガイガモードの娘には近付きたくない、回避したい!

寝不足で起床しない為にと考えたのが、数日前から登校時間に合わせて生活リズムを修正すること。
そして、起きてから家を出るまで何分は確保してないといけないのかリハーサルを行うこと。急がせて家を出るのを最小限に減らしたい。

とにかく朝は気持ちよく過ごしたい!その気持ちがとても強い私です!

生徒は9月10日から通いますが、教師達は9月1日からお仕事を再開しています。学校には新学期準備のため登校している先生のみ。
とても静かな時間帯です。

学校に着くと3年間娘がお世話になった幼稚園の先生に遭遇しました。
(幼稚園と小学校が同じ敷地にあるので、幼稚園を卒業しても先生に会える環境です)

「何してるの?こんな朝早く!」
「新学期に向けて練習してます。朝起きれるように」
「まぁ!そんなことするのあなた達だけよ」と感心されました。

リハーサルのお陰で、必要時間が大体分かったのと娘が小学校に入るイメトレが出来ました。

「明後日から小学一年生楽しみだね!」
「うん、ちょっとドキドキするけどね。今日は幼稚園の先生にも会えて嬉しい!」と娘。

娘の為と言いながら、一番は自分の為だとこの記事を書きながら気付いてしまいました。朝を気持ちよく過ごしたいが為に、何分必要なのかリハーサルまで行って入念に準備したかったんだなと。

かーちゃんが朝からキリキリしてると家族の雰囲気がピリっとします。
過去に朝ピリを何度もしているから、何とかしたいと考えた作戦です。

朝ピリ回避の為にアレクサのタイマーを活用しています。
毎朝靴を履く時間にアレクサタイマーを鳴らしています。大人の足なら徒歩なら7分の道のりです。アレクサタイマーは到着時間20分前にかけて、タラタラ靴を履いても、息子の緊急オムツ替えがあっても対処出来る位余裕を持ったスケジュールにしてました。
アレクサのお陰で、子ども達はアレクサを聞いたら靴を履いて出掛けるのが習慣になりました。

今年もリハーサルを決行します。
幼稚園デビューする息子の為に♪


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