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【再販】なぜ、再販は見向きもされないのか?

久しぶりにまじめな投稿です。
再販について話をしました。

これから数回に分けて、少し詳しい話、実践的な話をしていこうと思います。

毎日、友達を誘いあい、同じことをしている。
宿題もほっぽり出して、毎日、夢中になって、同じ遊びをする。

私の場合は、「野球」でしたね。

小学4年生から小学5年生まで、毎日毎日、やっていました。

最初は、2人。グラブを買ってもらったことから、近所の同級生を誘って、空き地で、キャッチボールからはじめました。
ボールを受けることが楽しくて楽しくて。

野球は、9人で人チーム、試合をするには、18人はいるのです。
18人が野球をする場所もいります。

田舎街でしたから、男の子を18人集めるのも一苦労です。

学校に行くのは、野球をする友達を集めるため(今思えば先生が起こるのも無理はない)。
簡単ではないですよ。
一度は付き合ったくれたも2度目三度目、そして一緒に毎日楽しみにする人を集めるのですから。

これも5年生でしなくなったのは、やっと9人集めて、「試合をしよう」って意気込んで、中学生のチームと試合をしたのですが・・・・・・結果は想像どおり。
コテンパンにやられてしまいました。

これをきっかけに、一人抜け、二人抜け、野球熱は冷めてしまいました。

楽しいことを伝えるのは簡単ではない

ないか一つの商品ですべての希望が叶うことは稀です。
仕事でも、趣味でも、生活でも、同じです。

その時に買える最高級品も、いずれは、当たり前になりますし、もっと高性能で、便利なものが出てきます。
それでさえ、次に出てくるものに比べると普通のものです。

楽しいことを伝えるのは、とても難しいのは、何が楽しいのかを伝えることです。
ちょっと変な日本語ですが、楽しいって人それぞれ違うし、次にもっと楽しいものが出てくるかもしれないのですから。

私の知っている人に、「流行」に弱い人がいます。
「今、〇〇が流行っている。」と聞くと、すぐにそれに手を出します。
「今、△△が流行っている。」と聞くと、それに手を出します。
毎年、趣味が変わります。
そういう人もいるということです。
ちなみに、今はキャンプに夢中です。

再販とは

さて、本題に入りましょう。

「マズローの欲求五段階」という考え方はご存じでしょうか?

再販で紹介する商品は、単純なリピートの場合もあれば、より高額な商品を売る場合もあります。

再販に力を入れている経営者は、後者であることが多いです。

なぜ、より高額な商品なのかといえば、お客さんの成長に合わせた商品を売るためです。

マズローの欲求五段階を参考にすれば、まずは、「生きること」です。
野球であれば、「グラブとボール」です。
これでキャッチボールをすることができます。
そして、マズローの欲求五段階の頂点は、「自己成長」です。

再販とは、「生きることから」始めたことを、いかに「自己成長」まで持ち上げるかということのプロセスだといっても過言ではありません。

押し売りと再販の違い

押し売りをしなくても、お客さん自身が成長したいと望み、あなたのビジネスを選択することもあります、この場合、自然と前回より高額な商品が売れます。

ですが、経営者の多くは、「再販=押し売り」と考える人です。

なぜ、押し売りと考えるのか?

一度買ったことがある人に、「こんな商品が出ました。」と紹介していること、その行為が押し売りに感じているということです。

もちろん、このままでは押し売りと思っても仕方がないことです。
一方的な商品の紹介ですから押し売りです。

では、やり方を変えて考えてみることにしましょう。

再販が重要なのは、いかに成長することに意味があるかを伝えること

再販と成長って無関係に思う人もいるでしょう。

あるブランドが気になっているとしましょう。
ですが、「自分には少し高いかな?」って思っているとします。

とりあえず、欲しいので、手ごろな価格(手が出る価格)の商品を買います。
ここで、「やっぱり思った通りいい商品だ!」と満足したとすると、次の商品が欲しくなります。
「次はどれを買おうか?」と迷っているところへ、再販を促す話が飛び込んできたら、しかも、少し安く買えるとしたら、あなたならどうしますか?
多くの場合、「これ幸い」と購入するでしょう。

こうして、身の回りのものが同じブランドで一杯になります。

再販の目的は、お客さんの成長です。
ここでいう成長とは、何も頭がよくなるとか、一段上の技術を身に着けるというものではなく、「満足度を上げる」といったほうがピッタリです。

もちろん、技術アップでも同じですよね。

再販で重要なのは、お客さんにとって何が成長につながるのかを考え、いかにそれを伝えるかということです。

成長を望めば、売れる商品は自然と高額商品になる

絶対とは言いません。
しかし、成長を促す「再販」で売れる商品は、最初の商品より高額になることが多いです。

最初より、安価な商品をリピートされることは、まずないといっていい。

理由は簡単です。

「今より良くなりたい」というのが成長なのです。

ゴルフをする人は、クラブをよく購入します。
ウェアをよく購入します。
「新商品が出ると気になって仕方がない」、今使っているクラブが壊れているわけでもないのに。

理由は、「きっと、新しいクラブならスコアが上がる」「動きやすいウェアならもっと体の切れが良くなり、スコアが上がる」って考えるからです。

練習もしますが、道具を使うスポーツでは、同じように考える人は多いです。
また、スポーツでなくても同じように考える人がいます。

ゲームが好きな人は、パソコンの性能やいすや机にこだわります。
釣りをする人は、竿にこだわり、仕掛けにこだわります。
旅行する人は、より快適な移動にこだわります。

「前より良くなるなら・・・・・・」、それは、前より高額なものになるとは当然と考えるからです。

最後に

身近な再販は、ポイントカードや、キャッシュレスカードなどではないでしょうか?とても得した感じになりますね。
でも、ポイント欲しさに、余計なものを買ってしまう。
カードの中にお金があるから、財布のお金が減ることはないので、余計なものを買ってしまいます。

ポイントカード、キャッシュレスカードでも、来店してもらえば、売り上げは上がります。

もっと、「成長」を伝えることができれば、どうなるでしょうか?もう想像できるでしょう。

やり方は自由です。

再販に少しでも興味を持たれたら、幸いです。



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