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【文章】30分では無理!文章の書き方の秘訣!(その2:誰にために、何を伝えたいか)

先日「【文章】30分では無理!文章の書き方の秘訣!(その1)」を投稿しました。
ざっくりでも、いい文章を書く流れは理解していただけたと思ういます。

「でも、これじゃ、具体的に何をしたらいいのかわからない。」って声が聞こえてきました。

それで、今回から5回にわたって、具体的な話をしてみたいと思います。

第1回目の課題は、「誰にために、何を伝えたいか」という話題です。

文章は必ず伝えたい相手がいる

相手が何を知りたがっているのかを知る

知りたいことが何かを知るには、次の3つのことを徹底的に探ることです。

観察する
質問する
なぜ、知りたいのか(動機を知る)

知りたがっていることを解決するには、問題がその人にとってどれほど重大な問題か?そして、解決したときにどれほど喜ばれるか?ということが大切です。

そのためには、相手のことをよく知る必要があります。

「なぜ、私に話しているのか?」「私に何を期待しているのか?」「具体的な解決策を望んでいるのか?」それとも、「些細な問題なのか?」

相手の方が求めていることをあなたは伝える必要があります。

どの情報が適切かを判断する

自分が持っている情報で、どれが相手の知りたいことを満足させられるかを選択しなければいけません。
もし、ここで選択ミスをすれば、あなたは、好意を持ってもらえるどころか、嫌われる可能性も出てきます。

選択する時には、3つのことを押さえます。

どれほど知りたいのか
知るとどうなると考えているのか
本当に知りたいのか

知りたいことが相手にとって大きな問題になればなるほど、あなたは適切な解答をしなければいけません。

あなたにとって、相手にとって大きな問題でも、あなたにはそれほどでもない、つまり、すぐに解答できることなら、それを伝えればいいです。
自信をもってつたえることです。
あなたに自信がないと相手が思うようであれば、相手はますます不安にさせます。

ですが、あなたの持っている情報では解決するかどうか怪しい時にはどうすればいいのか?

方法は3つ。

第三者の意見をもらう
一緒に考える
触れない

ちょっと卑怯に思うかもしれません。
しかし、相手にとって切羽詰まった状態であることを考えれば、この3つのどれかを選ぶことが賢明です。

いずれにせよ、相手は知ることで、明るい未来を考えているはずです。
大げさな言い方に聞こえるかもしれません。
不安がない時間、安心できる時間もまた、明るい未来です。

「本当に知りたいのか」という疑問に対してどう伝えるか?

これにはちょっと心理学を力を借りなくてはいけません。
人は、知りたいことではなく、困っていなくても、怒り、激しく話すことがあります。
「愚痴」です。

愚痴への対応は難しい

愚痴は、困っていることであり、解決したいこと、解決策を知りたいことが含まれています。
ですが、多くの場合、あなたがその答えを持っていて、話をしたとしても、実行はされません。

愚痴とは、ストレス発散の一つだと考えていいです。
愚痴の最後には、「すっきりした」などの言葉が付きます。
それを見逃さないことです。

まじめに伝えれば伝えるほど、相手はどんどん激しく抵抗をします。
なぜなら、愚痴はマイナス感情です。
あなたが伝えるのはポジティブ感情です。
ぶつかり合って当然なのです。

ネットでもこうしたことは起こります。
2チャンネルやTwitterなどの「炎上」はまさに愚痴の言い合いといっていいかもしれません。

愚痴はストレスの発散です。
誰にでもあることです。

一番の対策は、聞き流すことです。
必死で愚痴を言っている人の話は、聞いているフリをするのが、もっとも効果的な解決策だということです。

「スキ」を沢山もらうために

noteで「スキ」を沢山もらいたいと考えて、文章を書いている人が最も知りたいことですね。

noteのようなサービスでは、「誰のために」を深く考える人は多くないと思うのです。
広く、沢山の人に読んで欲しいと考える方が大半だと思います。

それでも、「誰のために、何を伝えるか」を無視すると「スキ」は増えません。
「スキ」を沢山もらうための「誰のために、何を伝えるか」についていくつか考えてみました。

ほかのSNSの人にも読んでもらう工夫
ネガティブよりはポジティブな話
ネガティブでも少しポジティブなことを入れる
人と動物の話(癒される話)
感動する話
などなど


いかに共感する人が多い話題を提供するかということが重要に感じます。
「ちょっとした幸せ」「小さな成功」「ゆるい話」などは多くの人の共感を呼びます。

私が書いているのは、ビジネスの話です。肩ぐるしい話です。
受けはよくありません。
でも、私のように、「自分で稼ぎたい」と考えている方には少しは役に立つ内容にしたいと考えています。

「スキ」は少なくても役に立つなら

本題から少し離れてしまいますが、誰かのためになることがあるなら、文章にすることは効果的な方法の一つです。

noteのいい点は、広告などが表示されないということです。
日記や備忘録には最適なサービスです。

「誰かの役に立つ」それだけで文章を書く動機には十分だと考えています。

最後に

「誰のために、何を伝えるか」という表現をしています。
「誰のために、何を伝えるか」は、文章を書く動機です。
もっと言えば、目的です。

「暇だから文章を書いてみよう。」という方もいるかもしれません。
それでも、何かを書くには動機が必要です。

例えば、「うちの猫がかわいいからみんなに紹介したい」というのも動機として十分です。

例えば、「近くの公園には珍しい遊具がある」も立派な動機です。

例えば、「新しくできたお店の料理がおいしい」というのも動機になります。

「誰のために、何を伝えるか」と考えると難しそうに思うかもしれません。
ですが、簡単でも、これを動機にすることで、書くことへの抵抗はグッと小さくなります。

今、書いている途中の人も、今から書く人も、「誰のために、何を伝えたいか」をそばにメモ書きでいいのでおいて、書いてみてください。

グッと書きやすくなることを実感できます。


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