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「勝てる場所を選んで勝てる武器で戦う」の実例

「とにかく誰でもいいからお客さんにしようとして、誰にも刺さらない発信になっている」のは、Web集客の典型的な失敗パターンのひとつです。

コンセプトをしっかり決めないまま、情報の発信をはじめてしまうとそうなります。

例えばカウンセリングサービスを売るにしても、パートナーシップや職場の人間関係、育児、親との関係などひとによって解決したいテーマは様々ですよね。

パートナーシップというテーマひとつとっても、夫の不倫で悩んでいる、自分の不倫で悩んでいる、セックスレスで悩んでいる、愛情を感じられない、など悩みはさらに細分化されます。

また、寄り添って欲しいひと、バシッと言って欲しいひとなど、お客さまの求めるカウンセラー像も違います。

なので、ブログで集客をするにしても、誰(どんなことに悩んでいるひと)に売るのか、どんな価値を売るのかを決めるのが先で、どうやって売るかを決めるのはその後のはなしなんですね。

さらに、誰にどんな価値を提供できるかは、その人の持っている強みによって変わります。

先日、「アパレル業界未経験のパーソナルスタイリスト」と「アパレル販売員のパーソナルスタイリスト」が身近なところで比較をされていたんですが、

素人とプロ、どちらが有利、不利ということではなくて、そもそもそれぞれの強みが全然違います。
なので当然、勝てる場所=強みを生かせるターゲットも異なります。

それを理解して、勝てる場所を選んで勝てる武器で戦っているかどうかです。

アパレル業界で働いている同業の友人がいるので、会うと仕事のはなしをしますが、同じメニューを打ち出していても、お客様の層は全然違うんですよね。

販売員さんではないけれど、服好きが高じてアパレルメーカーに就職をして今も働いている同い年の彼女は、センスも知識もピカイチで、そこが強みになっています。

同業で同じエリアで活動していてもお客さまの取り合いにならないのは、戦う場所も戦う武器も異なるからです。

ということで、今日のnoteは「勝てる武器で勝てる場所で戦う」の例を紹介したいと思います。

素人パーソナルスタイリストvsアパレル業界出身のパーソナルスタイリストの実例です。

もちろん同業のひと以外も、ターゲティングやコンセプト設計の参考になりますよ。

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