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猫のこと

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猫について書いたnoteです。
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記事一覧

猫のこと…ペット可

猫のこと…ペット可

家の更新を機に引っ越すことにしたわけで。
どうせなら、この機会に猫との生活を始めてはどうかとペット可物件を探したが、今回は断念した。

あるにはあるのだが、どこかで妥協したり、予算的に無理をしたり、ちょっと離れた場所に移ったりと、だいぶ生活に変化をもたらすなと思った。
自分一人なら構わないが、それを奥さんに強いるのは違うなと感じて今回は見送ったのだ。

何より、例えばペット可物件に引っ越して、猫を

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猫の日に改めて考える、自分にとって猫とは

猫の日に改めて考える、自分にとって猫とは

猫の日という事で、自分にとって猫とはなんだという事を改めて考える。

だいぶ前に何かしらの絵本を見た時、表紙を開くとこの一文が書かれていた。

僕が猫を好きな理由が、この一文に集約されている。ような気がする。

猫はかわいい。
しかしかわいいだけじゃなく、
なんと言うか「粋」みたいな物があると思っている。
義理人情みたいな。
一見自由奔放で、そっけないし、気まぐれだけど、言う事聞かない君だけど、、

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猫のこと…迷い猫

猫のこと…迷い猫

近所の電柱に迷い猫の貼り紙があった。

動物病院に連れて来た時に、逃げてしまったらしい。

「ちょっと気にしとくか」

と心に留め、それから数日後。
夜勤に行く途中で普段見かけない猫と遭遇した。
この貼り紙の写真を撮ってたので、すぐに確認した。
似てる。特徴とばっちり合う。
すぐに飼い主さんに連絡して、
「僕近所なんで、気にしておきます」
と伝えた。

実際にその猫だったとして、捕まえるのは難しい

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猫のはなし…母娘

猫のはなし…母娘

バイト先の近所に、三毛の母と茶白の娘の猫がいる。
いや、いた。
つい最近、死んでしまったのだ。

いつも夜勤帰りに二匹でいるところを見かけ、「仲のいい母娘だなー」と思っていた。
しかしまったく人には近づかず、餌をくれる近所のおばさんにしか懐いていなかった。
僕でさえ、一度も触ったことはない。

夏になる前ぐらいから、娘の茶白の姿を見なくなり、三毛の母だけしか見かけなくなった。病気なのか、事故にでも

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猫のこと…好きなとこ

猫のこと…好きなとこ

昨日とある打ち合わせで、

「猫のどういうとこが好きですか?」

という質問をされた。
よくされる質問ではあるが、僕は、

「普段はサバサバしてるけど、ご飯のことになったり甘やかしてほしい時は突然デレデレして来たり、自分に正直に生きてるとこですかね。誰の命令も受けてない感じ」

と答えた。
実際そう思ってるし間違ってはいないのだが、後々猫の好きなとこを考えてて、よくわからなくなってしまった。

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猫のこと…猫を運ぶ

猫のこと…猫を運ぶ

9月の終わりに千葉に住む姉から、
「子供が友達と一緒に車のボンネットの中にいた猫を保護したのだが、友達の家は猫アレルギーの人がいて飼えないらしく、うちも今は飼えないので、誰か飼ってくれる人はいないものか?」
という連絡が来た。

一緒にこんな写真が送られて来たら、自分で迎え入れたくなってしまうだが、現状無理なので誰か探してみることに。
こういう時SNSは便利だが、見ず知らずの人に手を挙げられてもそ

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猫のこと…報せ

猫のこと…報せ

命あるものにはいつか必ず死がやって来る。
今まで出会った猫たちは何匹いただろう。
よく会ってた猫たちも、僕がその地を離れるとなかなか会う機会もなくなる。
引っ越しと言えどせいぜい自転車で移動出来る距離なので、週に一度ぐらいは猫の様子を見に以前住んでた場所に行ったりもしていた。
しかしその時に必ず会えるとは限らず、それでも会えることを信じてちょくちょく通っていた。

そんな時、猫側はどう思うのだろう

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猫のこと…撫でてほしい

猫のこと…撫でてほしい

今日実家に行ったら、またこの二匹に会った。

いつも僕を見つけるなり、二匹揃って寄って来る。
今日は雨が降っていて、屋根がある駐車場の車の下にいたのだが、僕が声をかけると二匹揃って道へ出て来た。

(これは前の写真)

しばらく撫で回し、「元気でな、またな」と声をかけ、さよならをする。
ふと振り返ると、二匹揃ってずっとこっちを見ている。

「腹減ってんだろうな」と思い、帰り道にあるコンビニに寄って

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猫の話…死後の世界

猫の話…死後の世界

猫はこの世で天命を全うした後、天国か地獄か、という選択肢はない。
猫は一匹残らずいい子だから、行き着く先は猫の死後の世界一つだけなのだ。

死後の世界に到着した猫は、いくつかの質問をされる。
「飼い主の名前は」
「幸せだったか」
「次生まれ変わるとしたら何になりたい」
ほぼ全ての猫が、はっきりと飼い主の名前を言えて、たとえ病気で死んだとしても、なんとか助けてくれようとした飼い主を思い浮かべ幸せだっ

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猫のこと…猫との生活

猫のこと…猫との生活

この間奥さんに、

「猫と暮らせる家に引っ越す?」

と聞かれた時、自分でもびっくりするぐらい無意識に、

「ん〜、どうかな〜」

と答えていた。
もちろん猫と暮らしたいし、猫との生活を渇望しているが、なぜか息をするぐらい自然に「ん〜、どうかな〜」と答えていた。

思えば今までの猫との生活は、自分が望んで実現したものではなかった。

最初は母がもらって来たし、

その猫が子供を産んだし、

子供を

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猫のこと…言葉を喋る猫

猫のこと…言葉を喋る猫

漫画や映画などで、言葉を喋る猫がいる。
それに毎回違和感を感じてしまうのだ。

別にそれが悪いとは言わないが、なんだか人間のご都合で描かれてるような気がする。

猫は「ニャー」としか言わない。
その「ニャー」にどんな意味があるのかを、人間が頑張って理解しようとするから素敵なので、こう言ってるのだと断言されるのはどうにも気持ちが悪い。
その翻訳された猫のセリフは、人間が人間を感動させたりほっこりさせ

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猫のこと…猫もどき

猫のこと…猫もどき

道を歩いてて、

「あ、猫だ」

と近づくとビニール袋だった、なんて経験をした人多いのではないだろうか。

僕はこれを、猫もどきと呼んでいる。
猫が好きすぎて、遠目に色んなものが猫に見えてしまう現象である。

だがしかし、最近ふと思ったのだが、これはビニール袋ではなく猫なのではないだろうか。
正確には、化け猫。

「猫だ!」と気づかれて近づいて来る人間がいる。
化け猫は普通の猫とは違い、人に姿を見

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猫のこと…柄

猫のこと…柄

先日、ツイッターでやってる猫アカウントに一匹の猫を載せたらバズった。

背中に並ぶ三つの丸。
お団子猫と称して上げたが、冷静に見るとおはぎだったかもしれない。

このことがきっかけになり、最近猫の柄や色のことをよく考える。
「全ての猫が全てかわいいし大好きだ」という大前提を踏まえて、僕はどの色や柄の猫が好きなのだろう。

まず茶トラ。

結局子供の頃に飼ってた猫に影響されるのだろうが、僕は茶トラが

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猫のこと…懐く猫

猫のこと…懐く猫

僕は猫によく懐かれるが、そのほとんどがメス猫だ。

この子も

この子も

この子も

この子も

この子も

この子も

この子も

みーんなメス猫だ。
何かメス猫をメロメロにさせるフェロモンみたいな物が出ているのか、それともイケメンのオス猫に取り憑かれてるかのどちらかだろうと思っていた。

そう言えば、17歳ぐらいの時にうちにいた猫で、病気がちで何度も病院に連れて行ってたあいつはイケメンのオス

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