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高校〜今までに取得した資格の感想③ 【刈払機取扱作業者】+【鍵師養成講座】

田舎に住んでいると、この時期よく目にするのが刈払機を使った草刈りの風景。
特に資格が必要とされる事はないのですが、副業でたまに草刈りの仕事を頼まれたりする事があるので、信頼と安全の確保の為に【刈払機取扱者作業者】の資格を取得しました。
取得証拠画像↓

刈払機取扱者作業者

この資格はネット上の講義を受けて、第三者の草刈り30分やりましたよーという実務証明を添付して送信すれば資格が取得出来るので超簡単です。
ちなみに私は自宅の裏の伸びた草を指定時間草刈り作業をして、親に実務経験の証明書にサインをしてもらいそれを添付しました。
無事合格しました。
この資格は結構マイナーな資格で、草刈りの資格持ってるよというと、
「え?!草刈りに資格あるんですか?!」と言ってくる人がほとんどです。
まあ普通知らないですよね…(^_^;

勉強内容としては安全のことや整備に関すること、事故防止や振動病などに関する知識など作業に従事する上で知っておいた方が良い刈払機に関する基本的な事を学びます。

一応リンク先も紹介しておきます。
一般社団法人 建設不動産総合研修センター
刈払機取扱作業者の他にもさまざまな講習が行われています。

今の時代、副業しましょう!そして投資をしましょう!という声が強くなっていますが、こうしたちょっとした資格があるだけでも副業の役に立つ資格があります。
それとは反対に高い受験料を払って頑張って資格を取得しても仕事が取れず、むしろ資格を維持するためだけに費用がかかるというような資格もたくさん存在します。
よく資産かどうかを考える際に、それはお金を生み出すものか?それともお金を奪うものか?という観点で考える事があります。
例えば「マイホームは負債である。何故なら維持費を支払うことになってお金を生み出すものではないから。逆に家を買ってそれを誰かに貸して賃貸収入を得るならば資産と言える」といった話を聞いた事がある人は少なくないと思います。
資格もそうだと考えています。
私の場合、大して使ってない消防設備士の資格によって法定講習に出席する義務が発生して数年置きに毎回お金がかかる資格もあれば、この資格のように1日で済むような簡単な講習で取れる資格が実際に副業で何万円もお金を稼げるという資格もあります。
とは言ってもどれだけ資格を持っていようが大切なのは営業力です。
ネットに頼らず副業したければ営業力は必須でしょう。

営業力という言葉を今自分で打ち込んでいて、ふと思い出した事があります。
どんなに資格や技術があっても営業力がなければ意味がないと悟ったきっかけがありました。それが【鍵師】に興味を持った時です。
私は昔、鍵師になるための養成講座を受講するため北海道から宇都宮まで学びに行った事がありました。(もう20年近く前のことですが)
たまたま友人が自営で副業をしているのを聞いて、何の副業をしているのかを聞いたところ、鍵師の副業をしていると聞いて、あまりに耳慣れない仕事だったので興味を持った私は、どうやってその仕事をするのかを聞いた事がありました。
しかし一般人には簡単には教えられないと言われてしまったので、仕方がないので当時まだあまり浸透していなかったインターネットを使って鍵師になるための情報を集めました。
すると宇都宮で鍵師養成講座を開いているという情報を見つけて、この怪しげな講座を受けてみることに…
飛行機などの交通費、宿泊費、鍵師養成講座の費用など合わせて大体30万円位だったと思います。
今思えばよく行ったなと思います。今の私なら絶対行きません。
若かったんでしょうね(^_^;)
宇都宮について住所をタクシー運転手に伝えて近くまで行ってもらいましたがどうも場所がいまいち分かりにくい場所でやっとのことで到着したのが閉店しているパチンコ屋でした。
そこの二階の事務所に通されて階段を登っている時に、これは騙されているのでは?!という気持ちが湧いてきました。
鍵師というマイナー資格を学ぶわけですから受講する人も少ないのでしょう。
ちなみに当時の受講者は私1人でした。
しっかり事務所を構えて専門で講義をするというのは難しいのかもしれません。
講師も副業で教えていたのでしょう。
そんな薄暗い事務所で鍵師の基本を教えてもらいました。
専用器具を使用した錠の開錠方法を学び、車に鍵を入れてしまった場合の開錠方法なども学びました。
その後、営業方法についてのやり方なども手作りテキストに書いていたので読んだりしましたが、やはりどんな仕事も営業力がなければ上手くいかないことを実感しました。あとは当時のベンツやセルシオなどの開錠方法も学びました。
ちなみに鍵の仕事はちょくちょく入ってきて多少副業して稼ぐ事は出来ましたが、学ぶための費用の方が大きかったのと田舎での需要が低いこともあり、そして私も本気でやっていなかった事やその後面倒な法改正もあったりもした結果、今ではやっておりません。
ただ良い経験にはなったと思っております。知識と技術は残っています。
後日、鍵師の友人に宇都宮まで行って鍵師の養成講座を受けてきたという話をすると、「なんだ、5万円で教えてあげたのに」と言われて、それなら早く言ってよという話になりました。
あまり知られていない鍵師の話を思い出したので、追加で記述してみました。
今はかなり鍵のセキュリティーも上がっているので、自宅の鍵は強固なものにしておく事をお勧めします。
開錠もできる鍵屋さんでセキュリティーの高い鍵を選んでもらったりアドバイスをもらいながら防犯対策をする事が望ましいと思います。
ドアスコープから鍵を開けられることもあるのでプロにチェックしてもらうと良いですよ!

今回は刈払機取扱作業者の資格についてと、鍵師養成講座について記述させて頂きました。

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