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折り紙で季節を先取り!あじさい折り・まさにぃメソッドのおさらい

GW直後の平日、お疲れ様でした🍀
「明日から本気出す」とか言って、そのまま週末を迎えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

あじさいの季節まで、あと1カ月。
タイムラインには、少しずつ「あじさい折り」が増えてきましたね。

今日は、昨年の春に好評だった、あじさい折りの応用テクをおさらい。

「斜め折り四段ピラミッド」をベースに作る「あじさい井桁・詰め」をご紹介します。

元記事は、昨年4月21日

ピラミッド自体が上級者向けですが、普通に「井桁」を作るより簡単なので、ぜひ一度見てみてください。

❶プロセスをざっくり説明
❷「カド変え」のコツ
❸花びらは増やせる(しんどい)

では、どうぞ。

♦︎♦︎♦︎

❶プロセスをざっくり説明
ピラミッドの折り方は割愛するので、ここでは初めから「まさにぃメソッド」の流れを説明します。

①「斜め折り四段ピラミッド」の仕込みを、裏向きにする
②裏向きにピラミッドを折り始める
③所々で「カドを変える」
こんな感じです。

通常の井桁は「基本形Aを9つ同時に作る」という離れ業をする必要があるのですが、この方法なら一つ一つ作っていけます。

「複数同時の合わせ折り」に苦手意識がある方には、本当にオススメです。

カギは、仕込みの強さと正確さ。
圧力をかけて、しっかりプレスしましょう。
ただし、折り筋を酷使するので、爪でガリッとやるのはNGです。

なお、「カドを変える」というテクは、テキストの冒頭に載っています。
不安な方は、まずは同書の「レンガ」で練習してみてくださいね。

❷「カド変え」のコツ
うまくできない方は、次の2つに注意してみてください。

①ちゃんと広げよう
ヒダを広げるのを躊躇して、閉じたまま押し出そうとしていませんか?
紙をズリズリと動かすのは、紙の負担が大きく、シワもできやすいです。

気持ちよくポコンと押し出すには、勇気をもって多めに広げましょう。
仕込みがしっかりできていれば、ちゃんと元どおりに畳み直せるはずです。

②押すのは「カドだけ」
指の腹で、トンガリを触ってみてください。押すのはココだけです。
他の線に触れる必要はありません。
ココさえ動かせば、あとは勝手に付いてきます。

カドを先端(底)まで押し切れない時は、爪楊枝の後ろ側(丸い方)を使いましょう。
※先端を使うと貫通します

理想的な流れは、
「広げる→表ポコン→裏ポコン→たたみ直す」
という感じ。
リズムに乗ると、一瞬でイケます!

❸花びらは増やせる(しんどい)
「まさにぃメソッド」は3×3の花びらが基本ですが、同じ方法で「5×5」も作れます。

仕込みは、縦横32等分・ななめ64等分。
昨年5月3日に、無謀にも15cm×15cmでチャレンジした記録が残っています。

3.3mmの極小花びらを100枚こしらえるのは、本当にしんどい作業でした。
しんどいので実践はオススメしませんが、後ほど見てみてください。

「まさにぃメソッド」では、もちろん他のパターンも作れます。
あじさい折りの応用に「カド変え」は本当に便利です。
ちょっと組み替えるだけでも、表情はかなり変わるので、色々といじってみると面白いですよ。

私の定期講座に来てくれている方が、基本形Fの中心だけ「カド変え」をしています。
良かったら、参考にしてくださいね。
(昨年7月11日)

♦︎♦︎♦︎

というわけで、今日は「斜め折り四段ピラミッド」から「井桁」を作る、通称「まさにぃメソッド」のご紹介でした!

私の技術的には、3×3を綺麗に作れるのは10cmくらいまで。

色んな絵柄を試すのもよし、限界にチャレンジするのもよし。
皆さんもぜひ、実践してみてください\(^o^)/

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