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ユニコーン3個目はライトブルー! 〜折り紙はやっぱり奥が深い〜

勝田恭平さんの「ユニコーン」、再び登場です!
3回目のチャレンジにして、だいぶ完成度が上がった気がします。
(前回:2020/04/11)
https://note.com/masanii_origami/n/na38c0021e90b

使ったのは、35cmカラーホイルの「みず」。
トーヨー創作専科折り紙の一枚です。

白い体に、ライトブルーの角やたてがみが、いかにも幻獣らしいですね。
今までで一番、満足のいくクオリティになりました。

🍀今日のトピック🍀
❶ツノの事前仕込み
❷未来を予測し、テキストを飛ばす
❸水色と紫、お好みは?

♦︎♦︎♦︎

❶ツノの事前仕込み
ユニコーンの象徴である「ツノ」をより美しく作るため、テキストにない折り筋を追加しています。
顔の各所を仕上げるシーンで細く折っていくのですが、なかなかの難所なんですよね。

どうせ細く折るなら、初めから折ってしまえ!
と思って、紙がまっさらな状態で11.25°のラインを付ける事にしました。
(間違えて反対側のシッポまでやっちゃったのは、ここだけの話。)

そして、いざ本番。
仕込んだラインがしっかり見えています。

まずは外側から。
折り筋をつけ直して、内側に巻き込んでいきます。
そして、内側。
ここは沈め折りです。
先端がくずれないよう、慎重に押し込みます。

お?
おおっ?
いいぞ!!

予想どおり、仕込んだ線でキッチリ折ることができました。
完成まで歪まないように、クリップで保護します。

❷未来を予測し、テキストを飛ばす
3回目のチャレンジにあたり、だんだん工程の全体像が見えてきました。

折った後すぐにひっくり返すシーンは、強く折り過ぎず、可能なら工程をスキップして最初から反対側に折っておく。

顔の根元の「鶴の基本形」は、左右で別々に畳むとスムーズにいく。

などなど、テキストには載っていない工夫ができるようになりました。

また、胴体を立体的にした後に手足を作るのは、けっこう気を使います。
大胆にボキボキ折ると、おなかが潰れてしまわないか心配になるんです。

なので今回は、一度きちんと畳めることを確認してから、いったん戻して手足を作り、改めて胴体を仕上げました。

こうしたアレンジは、一度作っただけでは決して分からないポイントです。
勝田さんのおっしゃる「作品の理解度」は、こういう所にも言えるのかもしれませんね。

❸水色と紫、お好みは?
前回作った紫色のユニコーンと、並べて撮ってみました。

少し華奢な前回と比べて、体全体のバランスはかなり良くなった気がします。
たてがみも、ボリュームを出せるようになりました。

しっかし、目の作り込みは本当に難しいですね…
毎回バシッと決まりません。

それにしても、黒い背景は本当に雰囲気が良いですね。
正体は普通の画用紙なのですが、作品の撮影に大活躍しています。

ライトブルーと紫の炎を纏った、2頭のユニコーン。
皆さんのお好みは、どちらでしょうか?

♦︎♦︎♦︎

勝田恭平さんの「ユニコーン」、3回目のチャレンジでございました。

この作品は、おりがみはうすの商品
「勝田恭平折り紙作品集」
「超難解折紙 ユニコーン」
に載っています。
難度は高いですが、「我こそは!」という方はぜひ折ってみてください。楽しいですよ!
https://www.origamihouse.jp/book/original/katsuta/katsuta.html
https://olshop.origamihouse.jp/item/006069.html

余談ですが、刀剣乱舞好きの妻が、2頭のユニコーンをキャストに例えてました。
青:江雪左文字
紫:蜂須賀虎徹
だそうです。
今夜は二人で「歌合 乱舞狂乱2019」のストリーミングを観ます。

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