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折り紙を“折らずに”つくる「貼るだけキューブ」。

今日はシンプルな作品をご紹介。
「折らない折り紙」でございます!

四隅にノリをつけて、6枚を貼り合わせれば、コロンとかわいい「まり」のできあがり。

紙同士が引っ張り合って、自然なカーブになるのが不思議ですね。

「折ってないじゃん!」というツッコミが来そうですが…
使っている素材が「折り紙」だし、良しとしましょう^^

さて。
そんなシンプルな作品でも、解説できるポイントは色々あるのです!
❶ミニサイズがおすすめ
❷うまく組み立てるコツ
❸正方形なら何でもアリ

では、どうぞ。

♦︎♦︎♦︎

❶ミニサイズがおすすめ
自然なカーブを出すには、小さいサイズがオススメです。

相対的に紙が厚くなるので、適度に弾力が出ます。

市販の15cm×15cmを6枚使うと、ペラペラになってしまうんですよね。
ゆらゆら揺れる感じもアリなのですが、潰れやすくなります。

私が作ったのは、4×4=16カット(3.75cm)。
大人の方なら、このサイズがおすすめです。

もちろん、2×2=4カット(7.5cm)でも綺麗です。
テーブルや玄関に飾るなら、このサイズがちょうどいいかもしれませんね。

画用紙などの厚い紙なら、大きくても大丈夫でしょう。

❷うまく組み立てるコツ
「のりしろ」の幅は、パーツごとに大きくズレると、綺麗なサイコロになりません。

わざわざ測る必要はありませんが、最初の1枚で、大まかな幅を決めるといいでしょう。

接着面は、小さすぎると取れやすく、大きすぎると丸くなりません。

正解はないので、お気に入りの幅を見つけてみましょう。

なお、接着面の上下は、向かい合う同士で統一しています。
6枚の紙の見える面積が、すべて均等になるんです。

最後の方はちょっと組みづらくなりますが、余裕のある方はチャレンジしてみてください。

❸正方形なら何でもアリ
この作品が教えてくれること。

「正方形なら、6個つければサイコロになる」
ということです!

「やっこさん」でも、「メダル(くんしょう)」でも、何でもOK。

事実、この構造を応用したユニット作品はたくさんあります。

「あじさい折り」の作品なら、ほとんどが正方形。
複雑なものはバランスが悪いけれど、基本形や「裏表あじさい・一輪」なら、綺麗なボール状になります。

ちなみに、私のプロフィール写真は「蝶の群れ」の6面体です。
(2月9日にも作っています)

先端だけ接着すると、今回のような曲線に。
しっかり奥まで差し込むと、カッチリとした立方体になります。

色々なアイディアがあると思いますので、素敵な作品ができたら、ぜひ教えてくださいね。

♦︎♦︎♦︎

というわけで、今日はいつもと趣向を変えてみました。

前回の「ステゴサウルス」に疲れて、複雑系に疲れた…というわけではありません。

でも、なかなか「1点モノ」をコツコツ作る時間が取れないのも事実。

気分転換に、こうしたライトな作品をサクッと作るのも良いですよ^^

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