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あなたはどれが好き? 〜星座折り紙のカラスたち〜

佐藤直幹さんの「カラス」がとても気に入ったので、星座の絵柄でも折ってみました。

これは!!

これはイイ!!

ぴったりじゃないか!

銀河鉄道の夜にでも出てきそうな、幻想的な雰囲気に仕上がりました。

シルエットも含めて、全体のバランスが良い作品は、どんな絵柄で折っても違和感がありません。

思いつきでパッと作れるくらい簡単なのも、嬉しいですね。

折り方はTwitterで公開されているので、ぜひチェックしてみてください。

さて。
星座の絵柄ということで、今日は星の話でもしましょうか。

ロマンあふれる神話の話…ではなく、今日もマニアックにいきますよ。

❶星の色は、温度で変わる!
❷「光のドップラー効果」とは?
❸観測技術の進化と、広がる宇宙の謎

では、どうぞ。

♦︎♦︎♦︎

❶星の光は、温度で変わる!
星の光って、赤・白・青など、様々な色があるのはご存知でしょうか?

一般的には、星の温度が低いと赤色、高いと白色→青色になると言われています。

とはいえ、何光年も離れているのに、地球から観測できる星たちは、どれも超高温です。

7段階のうち、一番低いエリアは「3600度以下」。

一番高いエリアは「30000度以上」という、想像もできない温度です。

ちなみに太陽の表面温度は、約5700度。下から3番目です。世界は広いですね。

❷「光のドップラー効果」とは?
あまり知られていませんが、星は動きによっても色が変わります。

地球から遠ざかる星は赤色に、接近する星は青色に変化するんです。

救急車やレーシングカーが自分の前を通り過ぎると、音の高さが変化しますよね。

あれは、音の波形が「〜〜〜〜」から「~~~~」と縮まり、再び「〜〜〜〜」に戻ることで起こる変化です。

光も音と同じ「波」の性質を持っているので、同じ現象が起こります。

遠ざかる光は、波長が長くなるので赤色寄りに。(〜〜〜〜)
接近する光は、波長が短くなるので青色寄りに。(~~~~)

という感じ。
どちらの現象も、「ドップラー効果」と呼ばれています。

ちなみに、音のドップラー効果は、理科の授業でもやります。

光のドップラー効果はあまり知られていませんが、とても壮大で興味深い現象です。

❸観測技術の進化と、広がる宇宙の謎
技術の発達にともない、人の目に見えないX線や、電波などの観測もできるようになりました。

人が一生かけてもたどり着けない距離にあるのに、

何の物質でできているのか。
岩石なのか、ガスの惑星なのか。
どのように動いているのか。

など、本当に様々なことを調べることができます。

それでも、宇宙には、まだまだ解明されていないことも多くあります。

例えば、存在するはずなのに観測できない謎のエネルギー、「ダークマター(暗黒物質)」の正体。

世界中の研究者が頭を悩ませている謎のひとつです。

それから、ブラックホールの研究もまた、ロマンですよねぇ。

今の子供たちが大人になる頃には、どこまで解明されているのでしょうか。

神話に想いを馳せるのもいいですが、こうした科学の謎を追い求めるのも素敵なことですね。

♦︎♦︎♦︎

いかん、折り紙コラムなのに、折り紙と全然関係ねぇ!

一人で勝手に盛り上がって、ついつい逸脱してしまったことを、お詫び申し上げ・・・ません!

これからも、気の向くままに、そしてマニアックに書き続けたいと思います。

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