鎌刃城・竜宮山・八葉山・地蔵峠・中山道番場宿を周回する

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画像2 所属している「山の会」の行事で、中山道の番場宿を起点に続日本百名城の鎌刃城に登り、竜宮山・八葉山・地蔵峠を経由して、再び中山道の番場宿まで周回します。これは鎌刃城本郭の枡形虎口です。虎口の石段の手前は石垣になっていて、敵が真っすぐに攻めてこられない構造になっています。
画像3 鎌刃城は、山頂に向かって細長い城址です。最初に巨大な堀切に出会います。そして主郭の枡形虎口などを見学して登っていくと、写真のような堀切がいっぱい、アップダウンを繰り返して登って行きます。
画像4 西曲輪方向には、連続竪堀群もあるとのことですが、時間の都合もあり、「清龍の滝」方向に向かって進みます。
画像5 青龍の滝を見学した後、竜宮山(540m)に向かって登っていきます。
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画像7 登っていくと、ゴロゴロとした巨大な石灰岩に出会います。伊吹山・霊山・そしてこの辺りはこの石で構成されているようです。
画像8 八葉山(601m)に向かって登っていきます。下を見るとブナ科のドングリがいっぱい落ちています。ドングリの帽子(殻斗)の特徴からみて、この辺りにはクヌギが多いことがわかります。そして、早くも冬枯れの姿になった樹木が多く黄色い葉っぱが少なくなっています。地面は葉っぱだらけ、滑るので注意して歩きます。
画像9 天気が良くて、遠くまでよく見えます。
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画像11 登山道や昼食場所の八葉山には、この葉っぱの木がいっぱい生えています。シロダモでしょうか・・・? クスノキの仲間なのだそうです。多く生えているのは、鹿が新芽を食べないのかもしれません。
画像12 この木についている赤い実を見つけます。シロダモは雌雄異株なので、全く実をつけていない個体もいっぱいあります。
画像13 八葉山から下山していくと、まだ紅葉真っ盛りのモミジにも出会います。
画像14 地蔵峠には、小さな地蔵さんが祀ってあります。そして通り過ぎてきた場所は「松尾寺山砦跡」、一本の堀切がありました。
画像15 地蔵峠には、松尾寺山砦跡の説明板があります。ここからは一気に麓まで下山していきます。落ちた葉っぱがいっぱい、注意して降りていきます。
画像16 山を下りて中山道に戻ってきます。ここから番場までは、まだまだ遠く、平地を30分ほど歩きます。
画像17 番場集落の入口に、番場の忠太郎の小さな像が立っています。起点の番場宿(集落)は、なんとも長い道沿いに民家が並んで建っています。
画像18 六波羅探題から東国へ逃れようとして、北条仲時と従士432名が自刃したことで知られている「蓮華寺」の前を通ります。時間の都合で、今回は参拝・見学を断念します。
画像19 ようやく起点の番場資料館にたどり着きます。そして、続百名城スタンプをゲットします。約6時間の周回コース、15人のメンバーでが無事に帰還、車に分乗して米原駅に向かいます。帰ってみれば23,000歩、好天にも恵まれ、今日もよく歩きました。

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