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リスクとボラティリティ

リスクを知る事。計算する事は、かなり重要。特に、デリバティブ、先物取引、オプション取引の場合は、現物の倍率で、リスクを計算し直す。

大損している人は、リスク計算していない。

具体的に、日経225先物ミニの場合だと、倍率が100倍になる。
つまり、日経225ミニが、100円変動した場合
100円✕100倍=10000円の価格変動が起こる。

価格が500円動いたら、どの位の資産変動になるのかは、理解しておいた方が良い。

ミニ1枚だと、5万円
ラージ1枚だと、50万円になる。

では、日経225現物と、日経225ミニは、いくらの金額が等価なのかというと、現時点の日経平均は、28437円だが、ミニ1枚で、28437円✕100倍で、284万円の現物株のリスクとほぼ等価になるということだ。

日本取引所グループの公式チャンネル
北浜JPXアカデミー・オンライン講座 1「はじめての"先物"」(2021年7月14日放映)

リスク計算は、かなり重要で、もし投資に失敗した時に、どの位の資産が、失われるのか、計算してないといけない。投資を行う前に、計算すべきだ。

ということは、投資を行う前に、シナリオを組み建ててないといけないということになる。つまり、どの位のリスクを取るのかということ。
リスク=ボラティリティになる。
ボラティリティー(Volatility)とは、一般的に価格変動の度合いを示す訳で、ボラティリティが高くなる。つまり価格変動が大きくなると、リスクも高くなる。儲かる値幅も大きくなるし、損失が出た時の値幅も大きい訳だ。

このボラティリティを使ったリスクマネージメントは、タートルは、ATRの2倍の価格幅をロスカットポイントに設定していた。大体2%のリスクになる。

アベレージ・トゥルー・レンジ(ATR)は、もともとマーケットのボラティリティ(価格変動)を測る指標

ATRは、ボリンジャーバンドと同様、任意の期間を設定してボラティリティを測ります。算出方法は下記の通りです。3通りの計算式にて真の変動幅(True Range)を算出し、その中で最大となる絶対値を、その日の値として採用します。

当日の高値 – 当日の安値
当日の高値 – 前日の終値
当日の安値 – 前日の終値
期間は14日間とするのが一般的で、その場合、過去14日間の平均がATRの値となります。

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