見出し画像

安住紳一郎アナウンサー

今日で最終回を迎えたTBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」。しっかりと見てみました。

大泉洋さんはどこまで面白い。ちょうど良い華もあり、絶妙のバランスを保っている。

そして安住アナウンサー。

素晴らしい。否、凄まじい。

端正なルックス。そして、ピシッとしたスーツ姿。全てがフリであり、全てが心のひん曲がりを引き立てるためのツールでしかありません。

しっかりと悪い。そして、しっかりと歪。そして、そして、しっかりと面白い。そりゃ、ラジオにも向いているはずです。

常日頃から僕が言っている「ナイスガイのラジオは面白くない」という言葉をこれでもかと体現し、ルックスをあえてナイスガイ然としているあざとさも含め、どこまでもねじれていて、そこから放つガゼルパンチの威力は絶大です。

ただ、僕も本当に有り難い、そして、凄まじいリングで日々試合をさせてもらっているなと改めて思います。

未だ衰えぬ圧倒的な美という“モンスターレフト”とDIOの「ザ・ワールド」ばりに時を止める特殊能力で並み居る強敵をなぎ倒し続ける毎日放送・松井愛アナウンサー。

タイガー・ジェット・シンばりのヒールを演じつつ、本性にはシンがサーベルを置いて逃げ出すほどの狂気が充満しているreal鬼舞辻無惨、朝日放送・浦川泰幸アナウンサー。

こんな人たちと日々拳を交えているからこそ、素人のオッサンの身空ながら、安住アナの太刀筋も見えたのだとも思いました。

果てしない旅路ですが、初めてMBSラジオに出してもらった8年ほど前よりは今の自分の方が強くなっている。それも僭越ながら感じます。

いつの日か、もしくは悠長なことも言ってられないので50の声を聞くまでに、ラジオでもしっかりと城を建てて、それこそ安住アナをお迎えするにふさわしいおもてなしができる国力を築く。そんなことを考えられるのも、会社員ではないこの仕事の魅力だなとも思いました。

この仕事の可能性、そして、高級ビールはグッと酔うことを噛みしめる47歳。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?