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7歳のムスメが映画に出ることで感じた「選ばれるためのちょっとしたコツ」

唐突ですが、7歳のムスメが映画に出ることになりまして。

何を言ってるのか分からないでしょうけども、実は5歳の頃から芸能系のスクールに通っているんです。

もともと何か習いごとをやらせようと思っていた時に、歌とかダンスとかが好きだったので芸能系スクールだったらまとめて教えてもらえるんじゃね?と。そんな軽い気持ちで入校オーディションを受けたら受かったので「じゃあ、やってみるか」と。

別にモデルや女優にしたいとかって気持ちも無く(本人も無く)ホントに“いくつかやってる習いごとのひとつ”みたいなノリで始めたわけです。

映画のオーディション話が舞い込む

そんなある日、映画出演のオーディション話が舞い込みまして。ビビりましたね。でもまあ、芸能系スクールだからそういうこともあるか、と。

習いごととはいえ「まあ、せっかく芸能系スクールなんだし、“思い出づくり”みたいな記念のつもりでオーディションを受けてみたらどうか」という話になったわけです。

まあオーディションなので受かるかどうかも分からなかったんですが、結論から言うと驚くことに合格し、映画出演が決まったわけです。チョイ役ですけども。(※何の映画なのかは契約上、なにも書けませんけども)

で、大事なのは、なんで受かったの?という話。

その映画で募集していた役どころは、「バレエ教室に通う子供」という設定だったんです。

ですから、制作サイドとしては「バレエ教室に通う子供を演じられる天才子役」を求めるわけですが、一方で「普段からバレエ教室に通っている子供」も求めていたわけです。普段から通っていれば、すぐにでも自然にふるまえるわけですから。

で、うちの子はたまたまバレエ教室にも通っていたわけです。これも本人が「やってみたい」というからやらせていました。

掛け算がモノを言う

芸能系スクールに通う子はたくさんいます。映画に出たい子もたくさん。

その中で、初めてのオーディションで合格してしまい出演できるようになったのは「うちの子が天才だった」とかそんな親バカめいたことを書きたいわけではありません。

「スクールに通っている×バレエを習っている」という掛け算を持っていたからだと言えます。

この掛け算、大人にも当てはまることが多いなあと最近特に思います。

経理を担当しているという人って多いですよね。人事部だという人もたくさん。営業をやっているという人なんてゴマンといます。

そんな中でチャンスを掴む人っていうのは「経理×〇〇」とか「人事×△△」「営業×●●」といった掛け算を持っているのではないでしょうか。いや、2つの掛け合わせではなく3つくらい必要な時代になってきていますよね。

「その他大勢」にならず「この人!」と選ばれるためには、自分ならではの掛け算を意識しながら行動していくってのがコツではないかなぁ、と思うのです。

興味を持ったことは、どんどん行動していく。そうして掛け算を繰り返し、唯一無二の存在になろうじゃありませんか。

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